予想通りロードカナロアの圧勝で終了したスプリンターズS。2着は粘ったハクサンムーン。問題は3着マヤノリュウジン。完全にノーマークだったがこれはマグレだったのだろうか。
ロードカナロアは楽勝すると思っていた。ただしタイキシャトルやサイレンススズカのようなこともあるので1.4倍を購入する気にもなれず、また2着候補もしぼりきれなかったので、馬券を購入しないでレースを見ていたが、マヤノリュウジンは無印だった。この馬はG1で3着できる逸材かどうかを検証する必要がある。
結論は今後も侮れず。
ロードカナロアには勝てない。しかし他の馬が相手であれば今回のように逆転できる実力を備えている。地方競馬から中央競馬へと移籍してからは休養を挟みながら勝ち上がった。今夏も休養に当てている。
復帰初戦のセントウルSは果敢に先攻。しかしセントウルSは+22kgという馬体重で全く力を出せる状態ではなかった。それでも接戦の3着争い。今回しっかりしぼってきて叩いた上澄みは十分。
ただし今回はインコースをうまく走ることができたのも事実。よってスプリント戦ではGIで3着だからといって絶対視はできないが、馬場状態や展開一つでロードカナロア以外とであれば十分勝ち負けができる。マジンプロスパーやサンカルロらとは十分勝負になりそうだ。
牡6歳という年齢が気になるところだが、年齢の割にはほとんどレースに使えていない。脚元の調子が良くなかったのだろうか。過去にはトロットサンダーの例もあり、大器晩成となりそうだ。今後もスプリント重賞では要注意な存在である。
レースを一目現場で見ようと3時35分に中山競馬場南門をくぐることができてなんとか歴史的勝利に立ち会うことができた。カメラは忘れてしまったのでiPhone 4Sで撮影せざるを得なかった。540kg近い同馬の馬体は本当に格好よいものであったことを付記しておきたい。
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