2013年11月18日月曜日

【海外騎手は惨敗】マイルCSは来年からG2になる!?【トーセンラーで武豊騎手がG1で100勝達成】

京都巧者のトーセンラーが勝利、そして2着、3着にマイル路線を中心に走るダイワマッジョーレとダノンシャーク。G1級が不在のマイル路線でまたしても別路線馬の勝利で幕を閉じた。マイルCSはこれからはG2になると言われても驚かないレースレベルである。G1とは思えないスローペースで馬群が詰まる。ここまで遅いと後方待機が不利というより馬群が捌けない馬が負けるレースであった。

トーセンラーが外から差しきった。マイル戦は初めてでマイラーとはとても言えない馬。実際にマイルのペースには乗れずに後方待機を強いられていた。それでも圧勝してしまうあたりが現在の王者不在のマイル路線だと思う。トーセンラーの勝利は流れに乗れずに後方待機となったとはいえ、相手が弱かっただけであり、G1馬というには寂しさがある。

ダイワマッジョーレが2着。内からうまく抜け出した。安田記念こそイマイチだったが京王杯SC、スワンSも含めて上位にきており低レベルのマイル路線では実力上位といえる。今年は地力を上げてきたと思われ、ダイワマッジョーレの3着は矢作厩舎の調教の成果である。

ダノンシャークが3着。富士Sは-12kgでの勝利でその後しばらく調教ができなかったことから体調面が心配された。今回は+8kgでなんとか持ち直して状態を維持する事ができたようである。ダイワマッジョーレとならんで現状のマイル路線ではトップクラスだと思われる。

ただ、ダイワマッジョーレもダノンシャークもG1を勝つには力不足が否めず、これからも別路線組が参戦すればあっさりと敗れると思われる。

期待をしていたカレンブラックヒルは最下位に敗れた。調教は十分だったが、先行する事もできずに敗れた。フェブラリーSでダートを使って以来、馬が走る気力を失せていると思われる。カレンブラックヒルは休養を挟んでリフレッシュをしても立ち直れないという事を考えると、このままフェードアウトすることになるだろう。


ところで


注目はレースレベルよりも騎手である。海外騎手が、Mデムーロ騎手、ムーア騎手、ビュイック騎手、バルザローナ騎手、ルメール騎手と5人全員が参戦したが全員が惨敗となった。上位は武豊騎手、蛯名騎手、福永騎手とJRA騎手ばかり。今期は海外騎手をありがたる風潮が蔓延しているが、彼ら全員が実績がある訳ではない。「海外騎手=うまい」かもしれないが「海外騎手=日本でも好成績」とは限らないという事だ。

思い返せば15年くらい前に海外騎手が単騎免許で来日しはじめた頃は、Aムンロ騎手、Mロバーツ騎手、Oペリエ騎手といきなり良い馬に乗るのではなく、数ヶ月滞在して少しずつ実績を積み上げていた。今年参戦している騎手の全員が積み重ねがあるわけではない。海外騎手だからといって実力馬にのせようとする風潮は止めにしても良いのではないか!?必要以上に彼らの馬が人気になるので期待値は低い!


■最後に■

武豊騎手G1で100勝おめでとう!

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