2011年3月31日木曜日

仮説:◎の抑えは馬連?

この仮説に対しての回答はすでに自分の中にできつつある。

馬連は単勝の抑えにならない。

勝つと思っている馬が負けてしまったがライバルに敗れて2着、かろうじて馬連でセーフ!みたいな展開はありそうでない。実際にこのパターンに該当するのは2005年までさかのぼっても5回しか例がない。

安心を買っているつもりだが、実際の馬券収支で考えるとマイナスに転じている。もし仮に2005年から馬連投資分を全部単勝に回すと、92%→95%と回収率は増えるのである。

それにも関わらず毎度馬連を抑えてしまう精神構造はなぜだろうか。もしかしたら単勝&馬連の両方的中があるかもという淡い期待を抱いてしまうことだろうか。それとも過去におしい予想をして2着になり嘆いたことが印象に強く残っていて、なんとかこのようなときでも馬券にすることができないかと考え込んでしまうのであろうか。キンシャサノキセキーダッシャーゴーゴーで8倍なんて馬連を買っても意味ないのについつい買ってしまうw

どこまで自分の予想に自信を持って単勝を買うことができるかどうか、なんだか試されているかのようである。

それでもやはり馬連は考慮したくなってしまう馬券だw どうしても保険として馬券を買うなら馬連は高配当であるべきだ。すくなくとも20倍以下には手を出しては割高な保険となってしまう。

よって結論は
「馬連は抑えにならない、それでも買うなら高配当のみ」

*なんだか当たり前すぎる結論だ。

2011年3月30日水曜日

中央競馬騎手ランキング2011(その1)

今年の競馬も三ヶ月が終わったので、騎手の浮き沈みを数値から検討してみる。

2011年の成績をもとにJRA騎手をABCDの4つのランクで分割してみた。条件分けは前回と同じで以下の通り。

リーディング30位に入ることができない→D
全レース勝率、特別レース勝率のどちらかが7.5%以下→C
全レース勝率、特別レース勝率のどちらかが10%以下→B
全レース勝率、特別レース勝率のいずれも10%以上→A

結果は以下の通り。

■ランクA
藤田伸二
内田博幸
安藤勝己
川田将雅
武豊
福永祐一
四位洋文

↑丸山元気

■ランクB
↓岩田康誠

浜中俊
小牧太
*秋山真一郎

↑中舘英二
↑藤岡康太
↑酒井学

■ランクC
↓横山典弘
↓蛯名正義
↓後藤浩輝
↓松岡正海
↓吉田豊
↓田中勝春
↓藤岡佑介

三浦皇成
和田竜二
北村宏司
幸英明
丸田恭介

↑川須栄彦
↑田辺裕信
↑高倉稜
↑国分優作

■ランクD
↓北村友一
↓柴田善臣
↓池添謙一
↓吉田隼人
↓国分恭介

まだ、三ヶ月なのであくまでも参考資料である。前回のものの方がサンプリングも多くて参考になるであろう。しかし、↑↓がついた騎手には要注意である。

特に横山典弘騎手、蛯名正義騎手の二階級降格には驚きを隠せないでいる。確かに最近勝利している印象がほとんどないのだが。。。

仮説:◎の抑えは複勝?(その2)

発想としては◎が惜しくも敗れてしまったが善戦をしたときはちょっとでも回収したい。2011年1月にはこの仮説を保留としていた(参照リンク)。

2011年も3ヶ月が過ぎたので改めてこの仮説を再検討してみた。しかし結論は(ほぼ採用する気はないが)保留w


過去の◎について機械的に単勝と複勝を買い続けると回収率はそれぞれどうなるか。

年 単勝 複勝
2005 80.0% 76.4%
2006 57.2% 74.4%
2007 181.5% 93.8%
2008
2009 36.3% 84.6%
2010 59.4% 115.6%
2011 237.5% 103.0%
*2008年は無視(わずか3レースのため)。

2006, 2009, 2010は複勝の回収率が良い。複勝保険成功といえる。複勝保険をかけていると収支が少し良くなることが想定される。

2005, 2007, 2011は逆。複勝保険失敗の年。収支は悪くなる。

一般的に単勝よりも複勝回収率がよいということは2,3着に◎が敗れる回数が多すぎるときだ。同時に2,3着に敗れ&穴馬だったので高配当だったということだ。2010年がまさにこのパターンだといえる。ムラマサノヨートー2着=8.0倍複勝となった。その結果、複勝保険は115.6%とプラス収支となった。

ところで、複勝保険失敗の年には数多くのストレスが感じられるのではないか。単勝ズバリ的中!となり同時に複勝ズバリ的中!となる。複勝当たったけれどこの金額も単勝に回していれば、もっと勝てたのに。。。。。となんとなくガッカリしてしまうのではないだろうか。複勝保険成功と思うときは、◎が2,3着のときのみである。

ここまで書いてだんだんと見えてきた。

暫定的な結論
複勝保険は高配当時のみ。
1. そうしないと的中ガッカリが増えてしまう。
2. 高配当であれば掛け金も少なくて済むはず。

ただ最終結論は保留。暫定的結論のその後を見ていきたい。

2011年3月27日日曜日

回顧:高松宮記念

悲しい現実であるが現在の日本競馬スプリント界はレベルが低い。現在のメンバーでは前半33.6秒が限界なのかもしれない。そのことと斜行降着があったことをのぞけば悪いレースではないと思う。

キンシャサノキセキ
連覇達成=去年と戦力図がかわらないということ。戦前の予想通りだった。もちろん、ダッシャーゴーゴーによる攻撃→ひらりと身をかわす、そして先行というリスポリ騎手の好騎乗は言うまでもない。

サンカルロ&アーバニティ
まあこんなもんだ。サンカルロは追込みではなく差しでいくべきだ。

ダッシャーゴーゴー
少なくとも、川田騎手は勝ちにいこうとしていることがわかった。彼は勝負してくれる騎手だ。評価を見直す必要がある。外枠で勝つならあの作戦しかない。ただちょっと強引すぎてお手つきとなった。

ビービーガルダン
ダッシャーゴーゴーの攻撃がなければ直線はキンシャサノキセキとあわせる競馬で素敵なデッドヒートを見ることができたはず。そう思うとちょっと残念だ。まだやれる。

ジョーカプチーノ
一言で言えば藤岡康太騎手を降ろす必要がある。ダッシャーゴーゴーに前に入られてしまった=ダッシャーゴーゴーの後ろにいた。そんな中途半端な位置ではなく、33.2秒くらいで飛ばす快速が見たかった。それでもビービーガルダンのように上がって来れないということは、ロケットマンとシンガポールで激突できるレベルにはないようだ、残念。騎手を替えることで日本G1なら穫ることができるかもしれない。


なお、馬券は惜しくも馬連は逃したが去年の借りを返すことができた気分だ。

予想:毎日杯

スプリングSにおいてステラロッサが三着に入った。これを物差しにしてもトーセンレーヴは侮れない。しかしディープインパクトxビワハイジというその血統で人気になり過ぎではないだろうか。

落ちついて現役三歳最強のレッドデイヴィスを本命とする。

単勝
レッドデイヴィス2000

また浜中か。。。

予想:高松宮記念(その3)

予想:高松宮記念(その2)のつづき

2000円を現実的に、1000円を保険に、500円を応援に使うことにした。

単勝
キンシャサノキセキ2000
ビービーガルダン300

馬連
ダッシャーゴーゴー1000
ビービーガルダン200


追伸
ドバイワールドCやった!

2011年3月26日土曜日

予想:高松宮記念(その2)

いつも通り大衆がスターを求めてジョーカプチーノを一番人気に押し上げる気持ちもわからなくはない。

前走は出遅れて万事休すと思いきや相手にも恵まれて差しきり勝ち!結果として、逃げだけじゃない競馬もできることがわかり、今回もハナを狙われたらすっと好位につけると思われる。「逃げなくても大丈夫」という気持ちが裏目にでて中途半端競馬で終了するのではないか。はっきり言う、騎手は藤岡康太(ランクD)である。G1プレッシャーには勝てない!!今回スピードで押し切る、または先行抜け出しという王者の競馬をしたときは騎手を心から祝福し彼に対しての評価を改めるだろう。

ジョーカプチーノが必死で逃げるということがないと考えると、期待しているような超絶ハイペースにはならない。今回もまったりミドルペースのスプリント戦となる。つまりは昨年までのスプリント戦力図に変化なし。(悲しいけれどこれが現実です)

具体的にすると

キンシャサノキセキ
ダッシャーゴーゴー
ビービーガルダン
■■■■■■大きな壁■■■■■■
エーシンフォワード
レッドスパーダ
サンカルロ
(だいたいからしてスプリンターではない、ビコーペガサス)
■■■■■■超えられない壁■■■■■■
ワンカラット

という戦力図だ。

ビービーガルダンは応援しているが冷静に考えて年をとった=スピードが出せなくなった。

よって勝負はキンシャサノキセキvsダッシャーゴーゴー。
ダッシャーゴーゴーが2戦2勝だが斤量枠順を考慮すれば今回はキンシャサノキセキの勝利である。

スプリント戦力図に変化なし。つまらない結末になるとみた。

◎キンシャサノキセキ
○ダッシャーゴーゴー
☆ビービーガルダン

去年の高松宮記念は予想はほぼ的中も資金配分が悪く大きく勝てず残念だった。同じ失敗をするバカにならないようにしたい。毎日杯で一番強い馬が二番人気でスターの期待をかけられた馬が一番人気である。忘れずに実力馬単勝を購入して後は高松宮記念資金配分を検討したい。


つづく

予想:スプリングS

皐月賞はサクラバクシンオー産駒がとるべきである。

テスコボーイ→サクラユタカオー→サクラバクシンオー→グランプリボスとつないでほしい。NZTではなくスプリングSに登場するということは矢作先生も期待しているに違いない。まさか、スプリングS勝って皐月賞回避とはいわないはずである。今年は牡馬レベルは低いので距離適性が合わなくてもなんとかしてくれると信じている。

予想ではなくて応援で
単勝
グランプリボス1000

予想:六甲S

実力上位のオーシャンエイプスを狙う。18頭もいるけれど直線抜け出せると信じている。

◎オーシャンエイプス

単勝
オーシャンエイプス1500


*明日は高松宮記念があるのでそれに集中したい。

予想:高松宮記念(その1)

ビービーガルダンに期待したい。G1でハナ差2着2回、その2回とも単勝を購入していた。今回は接戦に弱い安藤勝己騎手が見捨ててくれたおかげで勝負師佐藤哲三に回ってきたし、なによりも外枠を引いたので一発大逆転ありだ。

ここんところは惨敗が続いているが明確な敗因がある。
阪急杯 先手をとることができずさらに直線で馬群を捌けず、そもそも太めが絞れず
阪神C 太め
スプリンターズS 内枠で揉まれて終了
キーンランドC 最内枠で終了
函館SS 久しぶりの競馬でやる気無し

今回馬体が絞れてくればキンシャサノキセキと接戦をすることができるはず。
先行抜け出して粘るところを応援しよう。

つづく