2014年3月10日月曜日

【弥生賞回顧】見直してみればやっぱり強いトゥザワールド【中山初勝利】

トゥザワールドは強かった。中山初めて、重い馬場も初めて。それでも勝利したのは大きい。最後はワンアンドオンリーに4cmまで詰め寄られたが今回のメンバーには皐月賞では負けないだろう(順調ならね)。

弥生賞は1.6倍というプレッシャーの中ではじまった。向こう正面で早くも先団に躍り出る。そして3コーナーで早仕掛けで捲っていく。このときは5頭分外を回っていてかなりのロス。かなり強引な競馬だったので川田騎手は決して褒められたものではない。それでも直線で先頭に躍り出て坂でバテるもワンアンドオンリーの追撃を退けた。着差こそわずかだったが、道中での様子を考慮すればその差は大きい。

抜け出したところに追い込んでくるのは95年クラシックのフジキセキvsホッカイルソーを彷彿させた。

トゥザワールドがフジキセキよりも物足りないのはしょうがない。ワンアンドオンリーと接戦になったが2着以下はさらに離れている。よってトゥザワールドの強さが浮かび上がることになった。

問題は弥生賞→皐月賞は鬼門であること。アドマイヤムーン、スペシャルウイークなどの例を出すまでもなく弥生賞を勝利すると皐月賞に向けて調子のピークをもっていくのはむずかしい。さらに、弥生賞と皐月賞は同じ中山2000Mでも開催時期が異なるために馬場状態もずいぶんと違う。弥生賞と皐月賞を両方勝利したのはシンボリルドルフ、アグネスタキオン、ディープインパクト、ヴィクトワールピサなどの歴史的名馬ばかり。ダービーに向けては視界良好だが皐月賞は厳しいかもしれない。

馬券はワンアンドオンリーの単勝で外れてしまったが、クラシックに向けては楽しみになった。

2014年3月8日土曜日

【オーシャンS回顧】逃げ馬の勝利は難しい【ハクサンムーン惨敗】

オーシャンSではハクサンムーンが1.7倍の支持を受けたが13着と大敗した。やはり逃げ馬で断然人気はマークをされるので厳しい!?

ロードカナロア引退後はスプリンターエースはハクサンムーンと期待されたが逃げ馬の危うさを露呈してしまった格好。これで高松宮記念はますます混沌としている。

予想(馬券)はハクサンムーンが断然と思い回避した。しかしハクサンムーンが潰れることを予想できれば高配当を狙う格好のレースになった。誰もが勝利すると思われている馬がいるときこそ馬券のチャンスであることを忘れないようにしたい。

ところで、逃げ馬で勝てないスプリンターということではエイシンワシントンを思い出してしまった。フラワーパークと接戦をしたがやはりG1には結局手が届かなかった。スプリンターで逃げ切り勝利はやはり難しいのだろうか。(注:今思い出したがローレルゲレイロがいた。しかし藤田騎手だったので例外w)

2014年3月7日金曜日

【吉田氏がフォロー】ペドロサ騎手とは?【パナマ出身】

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(写真はJRAより)

エドワード・ペドロサ騎手の来日が決まった。3月8日〜4月27日まで吉田勝己氏のサポートで単騎免許。名前を聞いたことがあるようなないような。。。誰だっけ?

パナマ人だがドイツを主戦場として活躍していて公式Webサイトもドイツ語で記載されているので情報がよくわからないw wikipediaやracinpostにも英語情報ほとんどなし。つまりイギリスでの騎乗もほとんどないのだ。それでも情報をかき集めてみると、日本の競馬ファンに馴染みがあるところでは。。。

1. ドバイやシンガポールで活躍したパオリニに騎乗していた。

2. 2011年にワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)で来日した。1.7倍の断然人気ランリョウオーで出遅れて日本初勝利のチャンスを逃す。ダメじゃないか!

3. 昨年凱旋門賞でオルフェーヴルのライバルと言われていたノヴェリストのドイツ時代の主戦騎手。ちなみにノヴェリストは凱旋門賞直前で回避、その後社台ファームが購入して引退となった。

 

ノーザンファームが春のG1シーズンに備えて来日を依頼した大物ということでまた多くの有力馬に乗れそうだが。。。


今回はあまり期待していない。

 

日本の競馬社会はおそらくパナマ人に対しては風当たりがとても強いだろうというのがその理由。あまり差別的なことを言うのもどうかと思うがきっとそういうのもあると思う。また鳴り物入りで来日してダメだった例が最近あったのでちょっと食傷ぎみである(つまりバルザローナ騎手のこと)。

バルザローナ騎手について当ブログの記事は↓から

【最初は1勝だけ】バルザローナ騎手の通訳がまたしても微妙な気がする【近江特別回顧】

【デットーリ騎手の後継】バルザローナ騎手とは?【ゴドルフィンの主戦候補】

 

今回は受け入れ厩舎が短距離王国の安田厩舎。高松宮記念でプレイズエターナルやレッドオーヴァルあたりに騎乗するかもしれない。当ブログでは


「ほぼ初登場ということで楽しみだが、未知過ぎて狙いづらい。早くその実力を見定めたい」


というのが、さしあたっての結論。8日土曜日の阪神8R D1200に安田厩舎の馬(サンライズトーク)に騎乗予定。いきなりダートというのは幸先が思いやられるが。。。(注目はしている)

2014年3月5日水曜日

【日本からも3頭参戦予定】ドバイデューティーフリーの日本馬を考える【ジャスタウェイ◎】

前回もブログに記載したがジャスタウェイは中距離1800M〜2000Mでは最強馬である。調整さえ失敗しなければドバイデューティーフリーでもきっと勝利するだろう。今回は他の馬についても考えてみる。

トウケイヘイロー。中山記念ではまさかの出遅れとなってしまった。天皇賞秋の殺人的な先行総潰れもあったがG1を狙うなら殺人的なハイペースでもジェンティルドンナのように掲示板には残らないといけない。ハイペースで大惨敗しているうちはG2までだ。札幌記念のような小回り競馬には強そうだ。ただメイダン競馬場の1777M(あれ?1800Mだっけ?)はコーナーが2回で小回りではない。トウケイヘイローは結果的に逃げてジャスタウェイのペースメーカーになってしまうだろう。

ロゴタイプ。本当に中山記念は予想外の復活だった。田中厩舎でドバイ参戦というとフェデラリストを思い出してしまう。結局ドバイに行くことはできなかったと記憶している。フェデラリストは中山金杯と中山金杯を連勝したが結局それが最後の勝ち星となってしまった。ロゴタイプも復活したばかりで無理に遠征をする必要はないと思う。ダービー卿CTや安田記念、あるいは体調をみながらシンガポールエアライン国際C(SAIC)でも良いと思うのだが。

というわけで、日本馬の期待は断然ジャスタウェイ。ドバイや香港も勝利して凱旋帰国してくる。宝塚記念参戦だと取りこぼしありだと思うのだが。 

 

中山記念の回顧は↓から

【中山記念回顧】ジャスタウェイはドバイで勝てるのか!?【みんな信じてほしい】

【中山記念回顧】ジャスタウェイはドバイで勝てるのか!?【みんな信じてほしい】

天皇賞秋を圧勝したがどこか信頼できないジャスタウェイ。中山が向かない、休み明けで万全とはいえない、馬場が合わない。。。と散々と不安視されて結局5.3倍の2番人気に甘んじたが、結果は楽勝だった。

皆でもう一度、天皇賞秋を冷静にみてみよう。いくら展開が向いたとはいえジェンティルドンナを4馬身もぶっちぎることができる馬はいない。そもそも同じく展開がむいたエイシンフラッシュやアンコイルドだってはるか後方だったのだ!ジャスタウェイが本格化した以外の結論はなかった。

 

今回の中山記念。

 

ノリの先攻策する好騎乗とインコースに突っ込む強引騎乗で勝利をしたが、今回は着差から考えてどうやって乗っても楽勝だったと思う。中山記念を楽勝で勝利した馬といえばヴィクトワールピサ。ということはドバイの勝利目前だろうか。

私はドバイも楽勝だと思う。ジャスタウェイは毎日王冠までは出遅れたり詰まったりしてなかなか力が出せないでいたが、天皇賞秋からようやく本格化した。現在1800M〜2000Mの芝でこの馬に勝利することができるのはいない。まさにチャンピオンホースだと思う。よって順調にいけさえすればドバイも楽勝すると思っている。

William Hill でのジャスタウェイの前売りオッズは13倍。。。と思いきやそれはドバイワールドCだったw ジャスタウェイが出走予定なのはドバイデューティーフリー。レースが違うので注意したい。

馬券が当たるとやはり嬉しい。思えば本ブログ◎の馬が勝利したのは久しぶりである涙

中山記念の他馬の回顧は次回。

2014年3月4日火曜日

【どこでも中央競馬】グリーンチャンネルがスマホやPCなどから視聴可能【3月5日より】

既報の通り、グリーンチャンネルがスマホやPCから視聴が可能になる。3月5日10:00AMより。

スマホだけでよいという人は500円/月。パソコンでも見たいという人は1,200円/月。MacもOKというのが嬉しいね。

ただしスマホ版は安いけれど配信帯域も細いので画質は低そう。パソコン版を契約することをお勧めしたい。

キャンペーン期間で最初は全員500円で全部okみたいだが4月末でキャンペーンがおわる。PC版を希望する場合、つまり高画質を希望する場合はその旨を申し出る必要があるみたいだ。(面倒だなw)

もっとも私はすでにスカパーで2年契約縛りとなっているので今回のプランに申し込む予定はない。今回のようなインターネット配信を待てないでスカパーと契約をしてしまった。そのくらい、あのよくわからないテレビ局のメインレース中継がイヤだったのだ!!!

半年くらいグリーンチャンネル契約をしているがメインレースでもあまり騒がない中継はちょっと物足りなさもあるw勝利騎手インタビューなどもないのはちょっと寂しい。しかし、あの番組から離れることができるのは精神的に本当に素晴らしい、グリーンチャンネル契約は間違っていなかった!!よってまだの人には強く推奨をしたい。平日の番組もなかなか面白いですよ!?(本当か)

20年前に想像していたホースプレイヤー。つまり競馬場でノートパソコンを開き、データを振り返りながらパドックを見たりレースを見たりする様。。。これが現実的に可能になった。ただし多くの競馬ファンがすでに同様の生活をしているので導入しても馬券収支に貢献はできないだろう。人と同じことをしていては競馬は勝てないのだ。人と違うことをして初めて馬券収支プラスの可能性がでてくるのだ。

2014年3月3日月曜日

【これで馬券収支も改善か】JRAが払戻率を変更【消費税増税と関連ありか】

JRAから6月7日より馬券の払戻率が変更になることが発表された。

ざっくり言って控除率が次のように変更になる。
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単勝と複勝だけで馬券を買っている人には影響がないが、枠連&馬連&ワイドを中心に購入している人には2.5%の得がある。2.5%はたかが知れていると思う人もいるだろうが、これは大きい。

例えば毎週末の競馬に20,000円使用しているとする。そうすると年間でだいたい1,000,000円近く使う馬券に使うことになる。すべて馬連で購入していた場合、25,000円のキャッシュバックがあると考えてよい。(もちろん細かい計算は違うことは承知でわかりやすく、ざっくりと書いている)

私が単勝を中心に馬券を購入しているのは控除率が良いことが理由の一つである。最近は馬連も狙っているのでこれは本当に嬉しいニュースだ。

3連単を中心にしている人は損することになるだろうが、元々一発大逆転の配当なのであまり気にする必要はなさそうだ。ただしJRAにとっては一番売り上げのよい三連単からの収入が増えるので嬉しい変更だろう。よって今回の変更は競馬ファンにとっては嬉しい変更でJRAにとっても儲けが増える仕組みになっている。win-winだ!


2014年3月2日日曜日

【中山記念】ジャスタウェイを信じてみる【予想】

中山記念は記憶にないくらいの好メンバーとなった。実力伯仲だが、ジャスタウェイの実力を信じてみる。ドバイ遠征前、末脚勝負は中山不向きなど不安要素はあるが、天皇賞秋で見せた実力はとてつもないものであった。あの実力を本物であると信じて本命とする。

対抗はダークシャドウ。昨秋は例の天皇賞秋直前の調教コースでのトラブルで実力を出せず終わってしまった。戸崎騎手が乗れないということに不満があるが二番手の実力であると思う。

問題はダークシャドウが転んでしまったとき。そうなると2着候補はダイワファルコン、カレンミロティック、ナカヤマナイト、アルキメデス、ダイワマッジョーレ、サダムパテック、マイネルラクリマと多数が予想される。カレンミロティックがちょっと上回る気がするがいくらでも紛れそうである。

トウケイヘイローは人気を背負って逃げ切りができると思えず軽視。ロゴタイプはそもそも怪しいので無視。エアソミュールは実力下と見ているので軽視。

 

◎ジャスタウェイ

○ダークシャドウ

△ダイワファルコン

△カレンミロティック

△ナカヤマナイト

△アルキメデス

△ダイワマッジョーレ

△サダムパテック

△マイネルラクリマ

 

馬券をどう組み立てるかは未定。