2013年10月27日日曜日

【天皇賞秋回顧】ジャスタウェイは強いのか!?【ジャパンCでの取り捨て】

天皇賞秋はジャスタウェイが4馬身差という圧勝劇をみせて幕を閉じた。ジャパンCに挑むとしてこの実力は本物だろうか。ここまでのジャスタウェイの戦績をまずは振り返ってみよう。

 

天皇賞秋(2012年) 折り合いを欠いて先行するも6着となかなかの善戦、実力の片鱗を示す

中山金杯 確勝と思いきや後ろから行き過ぎて4角で絶望的な位置取りから驚異的な差し脚

京都記念 折り合いを欠いて2200Mは不適応と思わせる、内田騎手ダメだし。

中日新聞杯 確勝を期してローカル参戦も落鉄してしまい万事休す

エプソムC 出遅れ

関屋記念 出遅れ

毎日王冠 出遅れないでようやく実力を示す

天皇賞秋 まさかの4馬身差圧勝劇!!!

 

このようにずっと実力を出し切れていなかったが、出遅れ癖が解消した毎日王冠から本格化をしていた。出遅れ癖をなくすことができたのは厩舎のファインプレー。追い込みから発揮する怒濤の末脚が中団から使えるようになったのは大きい。しかし、毎日王冠の内容からはエイシンフラッシュとよくても互角までと思っていた。それが今回エイシンフラッシュとは決定的な4+2=6馬身差。今回は色々とハマったとしても6馬身という結果は毎日王冠までとは馬が違うと思われる。よって実力は圧倒的だ。

問題はジャパンCで通用するかどうか。京都記念でのレースぶりを考えれば2400Mは絶対に無理。距離適性に難あり。厩舎も京都記念(2200M)でのレースぶりのイメージがあるからこそ関屋記念(1600M)を使ったと思う。しかしそれは本格化をする前のこと。今回のようにスムーズにスタートして折り合いがつけば2400Mでも十分に戦える。

「ジェンティルドンナが巻き返す!」と報道されたり、同厩舎のゴールドシップに人気が集まるようなら、単勝狙っても良いかもしれない。

 

ところで福永騎手はエピファネイアに乗るはず。ジャスタウェイの騎手はそうすると外国人騎手か!?マイルCS登場というのもありえるかも。。。

【天皇賞秋展望5】トーセンジョーダンの復活に賭ける!!【先行有利】

トーセンジョーダンの復活に期待する。武豊がスローペースに落とすとも思えず、スタミナ勝負となるとみている。インコースで先行できる馬を狙って行く。

エイシンフラッシュは臨戦過程は一番。現在の馬場もあうと思うが、人気になりすぎなので◯まで

トゥザヴィクトリーが▲ 内枠、前走内容から復活もあるとみた

ジェンティルドンナに勝利されたらあきらめる。

単勝だけでなく三連単での奇跡的勝利で夢をみようと思う

 

トーセンジョーダンの分析はこちら

【天皇賞秋展望2】トーセンジョーダン復活なるか【台風27号予想も忘れずに】

2013年10月26日土曜日

【天皇賞秋展望4】出走各馬の分析【96年とも関連づけてみたw】

天皇賞秋、出走各馬の単評。馬場状態はお決まりの?府中のインコースだけ回復稍重を想定

コディーノ
内枠は嬉しい、毎日王冠からのプラスもある。ただし実力不足は否めない。詳しくは→【天皇賞秋展望】コディーノは終わったのか【毎日王冠回顧】

ナカヤマナイト
実力不足。

ダイワファルコン
実力不足。

トゥザグローリー
不気味な存在だ。東京コースではあまり良績がないのが気になるが、冬場は好調で走る馬。さらに今回は絶好のインコースを引き当てている。去年の競馬が不調だったのですっかり存在感を失っているが、前走の京都大賞典は直線あわや勝利したと思った。脚が持続できずに止まってしまったが。。。東京コース向きではないのは百も承知で40倍近い単勝なら考慮しても良さそうだ。

レインスティック
実力不足。

エイシンフラッシュ
有力候補だがオッズ的な魅力なし。詳しくは→【天皇賞秋展望3】エイシンフラッシュ2連覇なるか!?【絶好のインコース】

ジャスタウェイ
追い込み不利、2000Mは長い。掲示板まで。

ヒットザターゲット
実力不足。

ジェンティルドンナ
2.2倍、稍重馬場、目標は先にあるということから考えて本命候補からは除外。

トーセンジョーダン
期待している。詳しくは→【天皇賞秋展望2】トーセンジョーダン復活なるか【台風27号予想も忘れずに】

トウケイヘイロー
逃げ馬で武豊=要注意。トラックバイアスを味方に付けてどこまでできるか。マーベラスサンデーという馬が昔いて。。。(略)

フラガラッハ
キャロットの宣伝による出走。

アンコイルド
大樹ファーム宣伝による出走。この馬をここまで稼がせた矢作厩舎は凄いと思う。

オーシャンブルー
有馬記念2着は驚いた。前走は調子も悪かったので度外視。それでも今回は格下感が。。。

レッドスパーダ
逃げてトウケイヘイローを潰すつもりだったが、外枠なので抑えざるを得ないと思う。

ダノンバラード
外枠不利。実力も2枚下。掲示板まで。

ヴェルデグリーン
大外枠で絶対的不利。そして実力も足りない。

 

まとめると内枠から順番にトゥザグローリー、エイシンフラッシュ、ジェンティルドンナ、トーセンジョーダン、トウケイヘイローが優勝候補。

 

【おまけ】

強引にCMをしている96年と関連づけると

コディーノ=バブルガムフェロー(3歳、藤沢厩舎、内枠まで同じだが)

ジェンティルドンナ=サクラローレル(性別違うが)

トーセンジョーダン=マヤノトップガン(復活期待されている)

トゥザグローリー=カネツクロス(トライアルで復活!?と思わせてダメ)

トウケイヘイロー=マーベラスサンデー(連勝&武豊で期待されてダメパターン)

エイシンフラッシュ=??(該当なし)

ジャスタウェイ=ベストタイアップ(差し足に自慢、でも格下感あり)

 

96年の思い出は↓から

【競馬に絶対はない】思い出の天皇賞秋1996年【バブルガムフェローとサクラローレルの思い出】

【スワンS予想】マジンプロスパー勝利目前【3歳勢は厳しい】

スワンSは珍しく13頭という小頭数となった。マジンプロスパーが得意の外枠を引いたので確勝だと思う。スプリンターズSでも強さをアピールしていたし、1400Mのここも難なくクリアとみている。

アドマイヤセプターが手強い。ただしアドマイヤセプターのスプリンターズSは着狙いの結果でマジンプロスパーと接戦とみることもできるのでイマイチ信用できない。今見たら+16kgという謎の馬体重。

グランプリボスこそ侮れない。スプリンターズSは休養開けだし、このコースは去年も勝利している。ライバル。

エーシントップ、レッドオーヴァル、コパノリチャードといった3歳勢が何頭か出走しているがどれも格下だと思うので無印。

ラトルスネークが人気となっている。前走は衝撃的な勝ち方だったが追い込み競馬過信するべからず。同じ競馬が稍重でできるとも思えない。

 

◎マジンプロスパー

○グランプリボス

☆アドマイヤセプター

 

そういえばマヤノリュウジンはどうしたのだろうか?スプリンターズS回顧は↓から

【回顧】マヤノリュウジン3着は実力か!?【スプリンターズS】

 

明日の天皇賞秋については↓から

【天皇賞秋展望2】トーセンジョーダン復活なるか【台風27号予想も忘れずに】

【天皇賞秋展望】コディーノは終わったのか【毎日王冠回顧】 

2013年10月25日金曜日

【天皇賞秋展望2】トーセンジョーダン復活なるか【台風27号予想も忘れずに】

いよいよ天皇賞秋が近づいてきたが、それよりも台風が近づいてきている。天皇賞の予想よりも先に台風の予想をしなければいけない

台風27号は関東地方直撃を避けているとはいえ大雨&風は避けられそうもない。雨ピークは土曜日朝のようである。だから土曜競馬は重馬場は避けられないだろう。しかし、風も凄いことが予想されるので、一気に馬場も乾いて、日曜日は公式発表は嘘みたいな良馬場、実際はインコース有利のTBと仮説をたてている。

ここまでの天皇賞展望は↓から

【天皇賞秋展望】コディーノは終わったのか【毎日王冠回顧】

 

トーセンジョーダンが不気味である。一昨年の天皇賞秋での勝利は決してマグレではない。昨年の天皇賞春でも2着したことからも実力は十分だ。しかし、昨秋から調子を崩してしまったのか、去年は全く良いところがなくその後も長期休養をしている。ただし前走の札幌記念は馬場状態が悪かったので全く参考にする必要はない。

休み明けでリフレッシュしていると仮定しよう。それなら目標はジャパンCである隣の一番人気牝馬には負けないと思うのだが。。。メンディザバル騎手もG1勝利をものにして外国人騎手の中での序列を上げたいと思っているはずだ。単勝30倍くらいならノーマークにするのはもったいないと思う。

 

それにしても天皇賞秋は思入れが深すぎる。

【競馬に絶対はない】思い出の天皇賞秋1996年【バブルガムフェローとサクラローレルの思い出】

2013年10月21日月曜日

【競馬に絶対はない】思い出の天皇賞秋1996年【バブルガムフェローとサクラローレルの思い出】

JRAのTV CMでは1996年のバブルガムフェローが扱われている。動画は↓から。こうなるとやっぱり当時のことを書きたくなってしまう。

ここから先は本当に記憶だけで書いている。

96年はナリタブライアンが復活しきれなくて天皇賞春でサクラローレルに敗北してしまう。そのサクラローレルはトライアルのオールカマーも月曜日(順延競馬)に勝利して天皇賞秋に向けても坂路調教で絶好の動きだった。ステイヤーにみえるサクラローレルであったが2000Mもきっとなんとかしてくれるという雰囲気があった。鞍上の横山騎手はこの年は武豊騎手とリーディング争いを競うほどの神懸かり的な状態であった。しかし前の週まで騎乗停止であり、天皇賞直前まで未勝利だった事もちょっと気になった。。。(サクラシンオーでも2着だった)

ライバルと見られていたのはマーベラスサンデーと武豊。エプソムC、札幌記念、朝日CC、京都大賞典と連勝していたが、相手が弱かった。絶対掲示板にくると思ったが、絶対に馬券対象にはなれないと思っていた。

要注意なのはマヤノトップガン&田原成貴。天皇賞春で惨敗したと思いきや宝塚記念は勝利。オールカマーは馬場悪化もあり惨敗。なんだか不安定な馬だが実力ではサクラローレルに並ぶものがあった。そしてこの頃の田原成貴騎手には「なにかやってくれるかも。。。」と思わせる雰囲気が常にあった。

そして、バブルガムフェロー。絶対に惨敗すると思っていた毎日王冠では57kgで3着に善戦。いわゆる叩き2走目となる今回はウッドチップでの調教も絶好。内枠ということもあり、たとえ岡部騎手→蛯名騎手という乗り替わりがあってもノーマークには絶対できない馬だった。(岡部騎手はタイキブリザードでブリーダーズC遠征中。当時マルガイは天皇賞に参戦する権利なし)

本当に要注意だったのがカネツクロス。AJCC勝利、日経賞2着。その後は調子を崩していたが毎日王冠では4着となり復活の兆しありだった。先行力には定評があり気になる存在であった。

後はベストタイアップ。府中での差し脚に注目されていたがちょっと格下感があった。

というわけで

 

◎サクラローレル

○バブルガムフェロー

▲マヤノトップガン

☆カネツクロス

 

◎○で決まったときには競馬の生涯トータルをプラスに転じることができる金額を賭けていた。10.6倍だったと思う。

 

結果はご存知の通り。横山典弘騎手が「最低の騎乗」とレース後に言うくらい酷い状況だった。サクラローレルが馬群で詰まる中、先に抜け出したバブルガムフェローの勝利。

 

「競馬に絶対はない、人生に絶対はない」

 

あの時、友人と二人で感じた無力感は今でも忘れないが、人生においてはとてもよい勉強になった(と思う)。

 

ところで、JRAのCMでは「挫折が教えてくれる。。。」というナレーターが入るが、バブルガムフェローは挫折したのだろうか?むしろジャパンCで2連敗の方が挫折だった気もするが。。。今思えば2400Mは厳しかったのかもしれないけれどね。

 

何はともあれ今年も天皇賞秋。

 

バブルガムフェローと同じ厩舎のコディーノが出走予定。コディーノについては↓から。

【天皇賞秋展望】コディーノは終わったのか【毎日王冠回顧】

2013年10月20日日曜日

【天皇賞秋展望3】エイシンフラッシュ2連覇なるか!?【絶好のインコース】

天皇賞秋が明日となった。土曜日は不良馬場だったが、当日はJRAの努力により?例によって天皇賞当日はインコースだけが伸びる謎の府中馬場となると見ている。発表はまさかの良馬場となっても驚かない。

 

ここまでの展望は↓から

【天皇賞秋展望2】トーセンジョーダン復活なるか【台風27号予想も忘れずに】

【天皇賞秋展望】コディーノは終わったのか【毎日王冠回顧】

 

昨年の覇者であるエイシンフラッシュが人気だ。昨年は単勝16.6倍。今年は前売りで5.3倍。妙味がないのは毎日王冠を快勝したからで臨戦過程が昨年よりも良いと思われているから致し方ない。しかし毎日王冠は去年よりもしっかりと仕上げていたと思われるので大きな上澄みはなさそうだ。毎日王冠7.9倍と比べても魅力がないオッズなので、有力候補であるが本命としては狙いにくい。

【菊花賞回顧】エピファネイアで福永祐一騎手待望の牡馬クラシック初勝利!

単勝1.6倍という大方の予想通り、菊花賞はエピファネイアの勝利で幕を閉じた。嫌がらせのように降った雨であったが人馬ともに動じることなく楽勝であった。

福永騎手の勝利騎手インタビューは↓から

スタートしてすぐは行きたがる(かかる)素振りも見せていたエピファネイアだが予想された逃げ馬二頭が前に出てからは落ち着きを取り戻しその後は危なげなくゴールした。

勝利騎手インタビューの様子からは「やっと勝てた、それもシーザリオの子供で一番人気に応えることができたのが嬉しい」と見て取れた。競馬界では武豊騎手に続くスター騎手であるだけに今回の勝利で成長した騎乗ぶりを見せてくれる事になると思う。

驚きは岩田騎手のサトノノブレスである。二着に来たことに驚いているのではなく、外枠からのスタートであったのにも関わらずいつの間にかインコースにいて、そこから抜け出してきた事である。長距離は騎手で買え!という格言は岡部騎手の引退以来あまり聞かれなくなったが、岩田騎手の実力を見せつけた結果であったと言える。悪役にふさわしい!?

ただし今回の結果は不良馬場であった事を考えても次走に続くものともあまり思えない。世間で言われる通り、古馬と対戦する事になったときに厳しい世代であると思われる。

 

菊花賞展望は↓から

【野分特別回顧】フルーキーが楽勝したが!?【菊花賞候補誕生か!?】

【菊花賞展望】エピファネイア栄冠に向けての唯一の死角【神戸新聞杯回顧】

 

来週の天皇賞秋についてコディーノについての記事は↓から

【天皇賞秋展望】コディーノは終わったのか【毎日王冠回顧】

2013年10月19日土曜日

【野分特別回顧】フルーキーが楽勝したが!?【菊花賞候補誕生か!?】

フルーキーは誰がみても阪神9Rの野分特別を楽勝した。野分特別で浜中騎手といえばスリーロールスが思い出される。ネット上では菊花賞候補になっているようである。たしかに1000万条件を圧勝したが、小頭数で相手に恵まれていたのも事実。

アルバタックスに期待している。フルーキーの強さばかり際立つが多分、菊花賞で人気となる。一方でアルバタックスは1000万条件に再挑戦することができるので、次は確勝ではないか!?

アルバタックスは北野特別に出走予定。一方のフルーキーは菊花賞で内枠。スリーロールスを彷彿させる。

 

。。。彷彿させるがエピファネイアが順当勝ちだと思う。

 

エピファネイアについては↓から

【菊花賞展望】エピファネイア栄冠に向けての唯一の死角【神戸新聞杯回顧】

 

2013年10月18日金曜日

【予想】富士Sのダノンシャークに死角はあるのか?【内田博幸騎手に注目】

京成杯AHで2着だったダノンシャークが富士Sに登場する。単勝オッズは1.6倍くらいだろうか。余裕残しで挑んだ前走も2着を確保。安田記念では不利がありながらも3着。このメンバーでは格上であるように思えるが死角はあるのだろうか!?

京成杯AHの回顧は↓から

次走の狙い馬はエクサラントカーヴ【京成杯AH】

 

負ける可能性は内田騎手がうまく乗れないパターン。最近不調が続いている。先週は秋華賞でのデニムアンドルビーも含めて一番人気で7戦1勝と散々、また10月ではゴールドシップでの敗戦も含めて一度も特別レースを勝っていない。たくさんの人気馬に乗っているのにこの敗戦続きは本人も精神的に辛いはずだ。これが影響すれば今回も取りこぼすかもしれない。もっともデニムアンドルビーもゴールドシップも京都での敗戦。関東圏の競馬である府中ならなんとかなるのではないか。

ダノンシャークが金杯で勝利した時は好位からの抜け出しであった。その前の勝利はだいぶ前の逆瀬川Sでこのときはデムーロ騎手がスローペースを見越して先行策をとっている。福永騎手で1000万特別を勝利したときも先行している。つまり、この馬は折り合いをつけて先行できたときこそ、その強さを発揮できる。内田騎手がどのような位置取りでレースをすすめるかに注目している。

結局のところ、ダノンシャークが先行したらきっと勝利するだろう。今回は内田騎手に注目している。

2013年10月16日水曜日

【堀川特別回顧】ディアデラマドレが大外一気を決めたが。。。!?

スローペースとなって先攻勢の競い合いと思いきや大外から目の覚めるような末脚を爆発させたディアデラマドレ。父キングカメハメハ、母ディアデラノビアという血統からも次走でも注目されるだろう。しかし、これからも同じような直線一気が決まるだろうか。

堀川特別の回顧で重要なことはやっぱり騎手だと思われる。今回のレースではリーディング騎手が東京競馬に参戦しており、京都競馬は主力が揃っていなかった。結果として違和感のある騎乗が多い。

たとえば、イリュミナンス。有利と思われる1枠を引いて先攻抜け出しをはかると思いきやなぜか後方待機。調子が悪かったのだろうか?スローペース先攻抜け出しと予想されていただけにこれでは自滅。

エアジェルブロワ。外枠から好スタート。逃げた方が良いのだが、松山騎手は抑えようとしてかかる。道中で折り合いを欠いていたことから考えても実力を出し切ったとは思いづらい。

ウインミーティアは3着に粘って穴をあけた。これは先攻策をとった好騎乗といえる。

私が注目していたアドマイヤイチバンは好位置につけたが謎の失速。堀川特別の予想は↓から

【予想】京都10R 堀川特別 リーディング騎手不在で浮上するのはだれか?

そして注目のディアデラマドレ。上記に述べたように有力馬と思われたイリュミナンス、エアジェルブロワは自滅している。結果としてレースレベルは高いものとはいえず、豪快な差し切りをしたからといって過信するのは危険である。ただ単に相手が弱かったのだ。

大外それもかなりの大外をぶん回して差し切ったことで、このような競馬スタイルが定着してしまうのも懸念される。追い込み一手で活躍を続ける事はむずかしい。同日の府中牝馬Sをみてもわかるように現在の牝馬戦線では末脚自慢が多い。上のクラスに上がれば上がるほど末脚勝負では分が悪くなると思われる。

 

まとめると。。。

期待はしているが、現状では人気先行となりそうなだけに追い込み一手のディアデラマドレは過信禁物である。

2013年10月14日月曜日

【秋華賞回顧】スマートレイアーに騎乗した武豊騎手の気持ち!?

秋華賞当日における武豊騎手の気持ちを勝手に推測してみたw

 

当日の朝
単勝3.8倍とか人気なりすぎだなあ。ローズS出走してないのになあ

 

秋華賞前の10Rまでの競馬を見て
最近JRAで流行りのG1当日だけインコース有利の馬場状態発生!最内枠のスマートレイアーにとっては絶好の馬場状態!!勝利はもらったか!?

 

秋華賞発送前
ちょっと馬が興奮している。よく考えれば重賞初挑戦だった。 

 

秋華賞スタート直後
しまった出遅れてしまった、興奮していたのがここで裏目にでてしまった。こうなったら外を回して末脚勝負に賭けよう。

 

秋華賞道中
思った以上にハイペースだから後ろから行っても大丈夫、それに目の前にはデニムアンドルビーがいるからマークしていけばok

 

秋華賞4コーナー
幸四郎のメイショウマンボの手応えが思った以上に良い!あ〜。

 

秋華賞を振り返って競馬実況webより引用
今までスタートは出ていたのですが、今日はゲートの中でイレ込んで出遅れてしまいました。そこから切り替えてよくリカバリー出来ましたが、最後は弾けませんでした。それでも初めてこのメンバーと対戦して、勝った馬はオークス馬でしたからね。よく頑張っています

 

ここまで書いてみたがこれは自分自身の気持ちだったw

 

レース前までの秋華賞展望は↓から

【秋華賞展望4】スマートレイアー勝利を見学しよう!

【秋華賞展望3】ティアーモを狙いづらい3つの理由【スマートレイアーのライバル!?】

【秋華賞展望2】デニムアンドルビーはレース後の体調が心配【ローズS回顧】

【秋華賞展望】スマートレイアーを狙いづらい3つの理由と狙いたい2つの理由【夕月特別回顧】

 

今週末の菊花賞展望は↓から

【菊花賞展望】エピファネイア栄冠に向けての唯一の死角【神戸新聞杯回顧】

 

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【とりあえず回顧】府中牝馬S【やっぱりスロー】

1000M通過が63.8秒。。。誰もが予想した通りの超絶スローペースで先攻していた馬での決着。騎手もこの流れを予想していたと思うがそれなら先攻して抜け出してやろうとする騎手がいないのはなぜだろうか。これに対して松岡騎手が次のような答えをしているのが印象的だ。(競馬実況webより引用

 

4着(同着) マイネイサベル 松岡正海騎手
いい位置でしたが、ペースが遅くなってしまいました。しかし、このスタイルの競馬をしてきたので、次はGIですし、形を崩すわけにはいきませんでした。それでもここまで来たのは、この馬の能力です。ここを叩いて、上積みがあると思います」

 

つまり、スローペースにハマるとわかっていても次走以降を考えている馬は先攻して勝ちにいく事ができないということだ。そう考えるとここを狙っていたと思われるドナウブルーやスイートサルサの先攻策も頷けるものだしコスモネモシンの逃げもわからないではない。

ところで蛯名騎手の追い方がまたすごい事になっている。個人的には格好よくないと思っているのだが。。。

ゴールデンナンバーの上がり3F、32.0というのはなんというか凄いな。。。

 

結局購入しなかったがまあまあだった予想は↓からw

【予想2】府中牝馬Sは難解か。。。!?

【予想】府中牝馬Sの出走各馬分析【スイートサルサに期待】

 

エリザベル女王杯展望は次回に続く。。。はず!?

【予想2】府中牝馬Sは難解か。。。!?

昨日まではスイートサルサの勝利を夢描いていたが、冷静に考えてみると今回は厳しいかもしれない。府中牝馬Sの出走各馬の分析は↓から

【予想】府中牝馬Sの出走各馬分析【スイートサルサに期待】

 

なんといっても超絶スローペース濃厚!

 

末脚自慢の馬ばかりが集まっていて、スイートサルサが勝利した前走のようなハイペースにはならない。このブログでの推奨が影響したのかw、単勝オッズは12倍くらいしかつかない。ちょっと妙味が低いので、今回は狙いづらい。

ドナウブルーの先攻というか逃げに期待するのも一案だが、みんなが考えているように一人旅で逃げ切りとうまくいくとは限らない。そもそも去年ほどの勢いはない。

ホエールキャプチャの自在味に期待もしているが、単勝7倍前後でイマイチ。。。

それ以外にもマイネイザベル、アロマティコ、マルセリーナ、コスモネモシン、スピードリッパーあたりにもチャンスあり。(多すぎる。。。

直線ちょっと馬群を捌くのに遅れたら勝てなそう。各馬の末脚勝負は接戦で難解である。よって府中牝馬Sはパスする。むしろ今回は接戦で着順が実力差とはなりづらそう。よってしっかりと回顧をしてエリザベス女王杯につなげたい

競馬は毎週あるし今日は堀川特別を少しだけ購入してゆっくりしよう。

堀川特別の予想は↓から

【予想】京都10R 堀川特別 リーディング騎手不在で浮上するのはだれか?

 

今週の菊花賞はエピファネイアに注目(みんなと同じ)

【菊花賞展望】エピファネイア栄冠に向けての唯一の死角【神戸新聞杯回顧】

【予想】京都10R 堀川特別 リーディング騎手不在で浮上するのはだれか?

民族大移動のようにリーディング騎手が京都競馬場からいなくなってしまった。こういったときに誰が京都競馬で活躍できるのか注目をしておきたい。

牝馬限定1000万特別だが好メンバーがそろっている。単勝勝負をして2連敗となったエアジェルブロワ、前走は休み明けで成長をアピールしたイリュミナンス、高額馬のディアデラマドレと人気3頭はどれもこのクラスをすぐに勝ち上がれそうな馬ばかり。

アドマイヤイチバンも勝負になると思う。新潟戦はなかなかの好内容、前走の中山競馬は外を回ってしまったのが応えたと思う。単勝オッズは19倍くらい。ちょっと狙ってみたい。人気3頭への馬連や三連複も考慮してみよう。あくまでも小額投資ということで見学しよう!

 

◎アドマイヤイチバン

○イリュミナンス

▲エアジェルブロワ

☆ディアデラマドレ

2013年10月13日日曜日

【予想】サトノギャラントに死角ありだが。。。【アイルランドT】

東京競馬のメイン競争は小頭数の競馬となってしまった。現在サトノギャラントが断然の一番人気である。この馬に死角はないのだろうか。

 

死角1
スティンガーの子供らしく気性が荒いのだろうかレースで出遅れてしまうことが多い。キャリアの半分くらいで出遅れ競馬となっている。出遅れて後方からとなって差して届かないパターン。

 

死角2
2000Mでは勝利がない。中距離戦を中心に使っているが勝ち星は1600Mや1800Mである。気性的な問題なのか、血統面からの限界なのかはわからないが2000Mは長いようである。

 

死角3
中一週で天皇賞秋に出走予定らしい。今回のレースは明らかに調整。仕上げも甘そうである。

 

それでも今回のライバルはおじいさん、おばあさんが多くて逆転候補が上げづらい。函館2戦は後ろからの競馬で実力を出し切れたとは言いづらい。今回はなんとか勝利することができると思われる。

 

どうせ本命馬券を狙うなら同日の秋華賞、穴馬を狙うなら明日の府中牝馬Sがよいと思うが。。。

 

それぞれの分析は↓から。

【予想】府中牝馬Sの出走各馬分析【スイートサルサに期待】

【秋華賞展望4】スマートレイアー勝利を見学しよう!

2013年10月12日土曜日

【秋華賞展望4】スマートレイアー勝利を見学しよう!

いよいよ明日となった秋華賞。

 

ここまでの秋華賞展望は↓から。

【秋華賞展望3】ティアーモを狙いづらい3つの理由【スマートレイアーのライバル!?】

【秋華賞展望2】デニムアンドルビーはレース後の体調が心配【ローズS回顧】

【秋華賞展望】スマートレイアーを狙いづらい3つの理由と狙いたい2つの理由【夕月特別回顧】

 

実は、気持ちが盛り下がった。武豊騎手騎乗のスマートレイアーが素晴らしい末脚で差し切り勝利をおさめるだろう。内枠を引き且つ最大の強敵メイショウマンボが外枠を引いたことでその気持ちは確信に近くなってきた。そして「きっと人気になってしまうだろうな。。。」という不安もよぎった。4.5倍くらいも覚悟していた。

 

現実はなんと驚きの前売り3.8倍!!

 

正直に言ってここまで人気になるとは思っていなかった。10倍以上つくなんて淡い期待は抱いていなかったが5.5倍くらいだとおもっていた。3.8倍とは。。。今回は馬券勝負はするべきではない。武豊騎手応援馬券を購入し、インコースで脚を溜めて直線鮮やかに抜け出すのを拍手してみるレースになってしまった。

勝利騎手インタビューがどうなるかを楽しみにしてレースを見ようと思う。

 秋華賞 スマートレイアー

 

スマートレイアーが圧勝した夕月特別のyoutube映像はこちらから

スマートレイアーがエアジェルブロワを完封したレース回顧はこちらから

 

【予想】府中牝馬Sの出走各馬分析【スイートサルサに期待】

明日の秋華賞はスマートレイアーが予想以上に人気を集めて現在3.8倍。ちょっと期待値が低すぎるオッズとなってしまった。資金は月曜日の府中牝馬Sにまわした方が良さそうだ。

スマートレイアーの分析はこちら

 

さて、府中牝馬Sに出走予定の各馬を分析してみた。 

スイートサルサに期待をしている。まだ3歳馬で出遅れも目立つ荒削りな点があるのは事実。前走展開が向いたから豪快な差し切りに見えるのも事実。しかし秋華賞に出走することができるのに、あえて府中1800Mを選択していることに好感が持てる。52kgで15倍くらいなら未知の魅力に賭けてもよいと思う。

ハナズゴールの実力は認める。しかし1400Mから2200Mまで幅広く使うその起用方法はあきらかに不自然だ。春は1400Mから1600Mを使ってきたので、1800Mに備えてゆっくりペースを体験するためにオールカマー(2200M)を叩き台にした。武豊騎手を迎えての必勝態勢だが、そんなうまくいくのだろうか??期待値が低いので勝たれたら諦めよう。

ドナウブルーこそ侮れない。新潟戦は負けてしまったが相手がわるかった。春先の調子はイマイチだったが、今は持ち直しているはずだ。もしかしたら逃げるかもしれない。先攻勢が少ない今回は先攻策が有利に働きそうである。メンディザバル騎手というのも楽しみ。

アロマティコの前走は楽勝だった。まあ相手が弱かった。この馬の実力が劇的に上がったとも思えないので、春先通りとする。そうすると末脚温存して入着までか。

マイネイザベルは実力上位。エリザベス女王杯にむけてのトライアルということで一枚割引だが、格上であるのは間違いない。

マルセリーナの阪神2000Mでの快勝は驚いたが、その後はやっぱりイマイチな競馬が続いている。インコースで脚を溜めて抜け出してくる競馬ができれば上位争いをするかもしれないが、狙いづらい。

ゴールデンナンバー、期待はしているが格下で休養開けでは狙いづらい。

ホエールキャプチャはあくまでも調整競馬ということでパス。

 

スイートサルサを中心視しているが冷静に考え直してみようとおもう。つづく(たぶん)

スイートサルサの前走、長岡Sについての回顧はこちらから

2013年10月11日金曜日

【秋華賞展望3】ティアーモを狙いづらい3つの理由【スマートレイアーのライバル!?】

いよいよ今週の日曜日となった秋華賞。デニムアンドルビーをはじめ春のクラシックを賑わした各馬が人気を博しているが、西海賞を勝利したティアーモも穴人気となっている。ティアーモは勝ち負けできるのだろうか。

 

ここまでの秋華賞展望は↓から。

【秋華賞展望2】デニムアンドルビーはレース後の体調が心配【ローズS回顧】

【秋華賞展望】スマートレイアーを狙いづらい3つの理由と狙いたい2つの理由【夕月特別回顧】

 

 

オークスでは惨敗をしたティアーモだがここまで4戦3勝。前走の西海賞も楽勝だったがティアーモを狙いづらい理由が3つある。

 

狙いづらい理由1

前走は楽勝。しかし相手が自滅している。そもそも牝馬限定戦である。レースVTRをみると先攻2頭が暴走した結果、事実上の逃げとなったティアーモ。先攻有利な馬場状態でもあり自滅した二頭をかわしたまま抜け出している。さらに2着以下は出遅れていたり折り合いがつかなかったりしていた。つまりティアーモ以外は自滅していてた。結果的に楽勝に見えたのではないか。


ティアーモの前走、西海賞レースVTRはこちらから

 

狙いづらい理由2
武豊はスマートレイアーに騎乗。つまりティアーモよりもスマートレイアーの方が勝算あり。(まあ皆さん同じことを考えると思うけれどw)

 

狙いづらい理由3
期待値が低い。川田騎手が乗るとか、内枠(絶好枠)を引いたなど穴人気確実である。結果として9倍くらいに落ち着きそうだ。20倍あるなら☆も考えるが、10倍以下では期待値が低すぎる。

 

同じ期待値が低いならスマートレイアーの方が勝算ありだと思うのだが。。。

スマートレイアーについての前走分析はこちらから。

【予想】白秋Sの展開を予想してみた

アミカブルナンバーの復帰戦となった。春に1000万特別を勝利してそのまま休養に入っていたが、内田騎手を鞍上に迎えての復帰戦となる。休み明けで豪快に差し切ることができるだろうか?

 

今回は厳しい。

 

ウエストエンド以外はあまり積極的に先攻しなそうである。1400Mでの差し脚勝負となりそうだ。後方待機となるであろうアミカブルナンバーが有利な展開とはなりにくそう。休み明けの今回で無理に狙うことはなさそうである。

注目はラトルスネーク。いつも差して届かずの競馬だが、メンディザバル騎手を擁してきた。騎手が外国人騎手に替わって果敢な先攻策をとったりするかもしれない。その騎乗ぶりに注目している。

マイネボヌールやヒラボクインパクトも先攻しそうだが、もうちょっと混戦ムードでよくわからない。いずれにしても馬券は狙いづらい。無理に購入しないで秋華賞のスマートレイアーに資金をまわしたいと思う。

 

スマートレイアーの前走分析はこちらから。

2013年10月10日木曜日

【本栖湖特別回顧】東京競馬における松岡正海騎手のまくり騎乗について気をつける2つのこと

しばしば東京開催の長距離戦で松岡騎手が行う戦法に次のような騎乗がある。

スタートしてからは最後方

向こう正面でいきなり捲る

場内歓声

4コーナー先頭でムチをいれて粘り込みをはかる

力つきる

本栖湖特別のロイヤルダリアでもこの騎乗が行われた。同馬は結局脚をなくして最下位に敗れたが、この騎乗法に気をつけることが2つある。

 

1
コーナーで外を捲って距離ロスをしたから最後は脚が上がってしまったとみえるが、実は違う。向こう正面でポジションを上げているだけなので、このパターンをしたからといって次走以降にその馬を注目する必要はない。一般的にまくって止まってしまった馬をしばしば早仕掛け&距離ロスなので次走狙うのはよいが、松岡騎手が行う場合はその限りではない。

 

2
松岡騎手がこの作戦をとることでペースが乱れてしまうことがある。実際に今回の本栖湖特別でも3コーナーくらいからペースが急速に上がっているように感じる。つまり、松岡騎手が長距離戦に騎乗馬があるときはペースアップで先攻勢が厳しくなることがあるのを意識しておく必要がある。

 

もっとも最近はこの意外な騎乗ぶりに騎手たちも慣れてしまい意外でなくなってしまっている、つまり影響されないということもある気がする。

 

11月になれば凱旋門賞でも5着になったバルザローナ騎手が来日する。ヨーロッパ競馬で鍛えられている彼からすると松岡騎手の仕掛けるタイミングに驚くはずだ。

バルザローナ騎手についてはこちらから。

 

2013年10月8日火曜日

【天皇賞秋展望】コディーノは終わったのか【毎日王冠回顧】

去年の今頃はクラシックが約束されているかのような雰囲気だったコディーノだが、その後は勝ち星から遠ざかっている。そもそも弥生賞で負けた頃から怪しさが漂っていたが、毎日王冠も5.2倍の支持を受けて惨敗となった。

コディーノは本当に期待外れなのだろうか。

ここのところの戦績を振り返って見る。

朝日杯で横山典弘騎手が騎乗ミスをしてしまい2着となる。 それで歯車が狂ったのか弥生賞、皐月賞と惜敗。まあ相手が悪かっただけなのだが藤沢厩舎は一途の望みを託してダービー直前に騎手交代を決断。乗り替わりではダービーは勝てない、これからの鞍上は固定しづらいなどの無理を承知でウイリアムズ騎手でダービー制覇を目指したがやっぱり惨敗。距離適正にも難があると判断されたのか、これからはマイルから中距離路線をすすむことになった。藤沢調教師の苦悩の結果、代償として横山典弘騎手の絶縁となった。

正直なところ実力そのものが怪しい存在だと思っていたし、且つ天に見放された感じもあり毎日王冠はもちろん無印。古馬の中距離重賞戦線では勝負にならない馬が人気先行しているので微笑んでいた。

毎日王冠では出遅れてスタート。いつもの先攻策もとれず、さらにスローペースとなったこともあり惨敗するとおもわれた。しかし直線で上がり最高の32.7を記録して不利な後方から追い込む。さらに今回は+18kgの馬体重増加。仕上がり八分とも成長分ともとれるこの増加はどちらにしても好材料。今回のレース内容は予想を大きく上回るものであった。馬体重増加でペースが向かないのにいままでとは違う位置どりで上がりトップを記録。驚いた。

しかしGIとなるとちょっと足りないのも事実。もし天皇賞を狙うならさらにパワーアップが望まれる。よって現段階での結論は:

GIでは斤量有利でも足りない。しかしその他の重賞ならチャンスあり。

2013年10月7日月曜日

【デットーリ騎手の後継】バルザローナ騎手とは?【ゴドルフィンの主戦候補】

今年も外国人騎手が大挙して来日する季節が近づいてきた。初来日する騎手としてバルザローナ騎手がいる。11月から年末までの騎乗予定だが彼にはどのような実績があるのだろうか。

まずは年齢。2013年8月で22歳となった。とても若い。よく言えば若さ故に日本という特殊な環境下にも適応できる期待が高い。国籍はフランス人。

2011年、19歳。このときドバイで大活躍をしてUAEダービーを勝利した頃から注目を浴びる。特にドバイで活躍したことでゴドルフィンからも注目されたと思われる。その年イギリスダービー制覇!若手ホープとしての期待は高そうだ。

現在は青い勝負服でバルザローナ騎手を見ることが増えてきている。青い勝負服といえばゴドルフィン。長くゴドルフィンの主戦だったのはお馴染みフランキーデットーリ騎手だが、デットーリ騎手もすでに44歳で現在は骨折で戦線リタイヤ中。年齢を考えるとゴドルフィンは次の主戦騎手を探しているのであろう。そこで白羽の矢がたった一人がバルザローナ騎手のようである。2012年3月、ゴドルフィンと専属騎手契約。

実際のところ、バルザローナ騎手について検索するとデットーリ騎手とゴドルフィンに注目が集まった記事がたくさん出てくる。例えば、2012年5月の次のような記事だ。


デットーリ騎手は他騎手と騎乗馬を分けることに好意的 

二人の若手騎手にも騎乗機会は均等に

ダービー、オークスにデットーリ騎手の騎乗馬なし

 

フランキーデットーリ騎手はもはやゴドルフィンの主戦騎手ではない。競馬界がこの事実を受け入れるのにはしばし時間が必要である。しかし、ミカエルバルザローナ騎手が今週末のダービーにおいてゴドルフィンの馬に騎乗するということは、ついにイギリスも事実を受け入れるときになった。水曜日にゴドルフィンの広報担当サイモンクリスフォード氏によってこのことが明らかにされたのだ。

「騎乗馬は分配される。」デットーリ騎手、バルザローナ騎手、シルヴェスタデソーサ騎手三人の契約騎手についてのクリスフォード氏のコメントだ。彼曰く「三人は均等に騎乗機会が与えられる。フランキーもケーキを分け合わなければいけないし、彼もそのことは理解している。」

以下略


 

 

さらに今回バルザローナ騎手に注目なのは角居厩舎が受け入れているということ。言うまでもなく関西を代表する厩舎の一つ。ゴドルフィンがデットーリ騎手の後継者として期待している騎手が角居厩舎所属で騎乗する。環境はかなり整っているし実力もしっかりしてそうだ。マクドノー騎手よりは期待して良さそうだ。後は日本競馬に適応できるかどうか!

 

注:ただし受入馬主は猪熊広次氏で社台ではない。猪熊広次氏の代表馬はマイケルバローズとかアントニオバローズとか。

2013年10月6日日曜日

【速報】凱旋門賞は1着トレヴ、2着オルフェーヴル、3着アンテロ、4着キズナ

オルフェーヴルとキズナは最高の走りだった。しかしトレヴの独走にはついていけず、2着争いが精一杯。

感想:眠い、日本馬の健闘に誇りに思う

 

【予想】毎日王冠でショウナンマイティが取りこぼすとしたら!?

今週はいよいよ東京開催で毎日王冠。盛り上がりが昔と違うのは天皇賞秋がジャパンCのトライアルレースみたいになってしまったので、結果的に毎日王冠がトライアルのトライアルだからか!?それとも凱旋門賞があるからだと思われる。

ショウナンマイティが登場する。安田記念の勝ちに等しいレースぶり(出遅れ、直線不利)からして今回は実績上位。ただしいつも追い込み競馬。取りこぼしはあるかもしれない。

 

取りこぼす可能性1

レッドスパーダの鮮やかな逃げ切り。1800Mは少し長い気もするが単騎逃げ濃厚なだけに馬場とペースが味方すれば逆転あり。

 

取りこぼす可能性2

エイシンフラッシュの激走。ちょっと考えづらいのはエイシンフラッシュは明らかに天皇賞秋を狙っていること。ここで勝負してくるとは思えない。

 

取りこぼす可能性3

ダークシャドウの復活。戸崎騎手になってから(つまり今年になってから)イマイチな競馬が続いている。実力が落ちてしまったのではなくて中途半端な先攻策にその原因があると思う。また大阪杯はマイナス10kgだったことからも体調イマイチだったのではないか。今回のレースぶりには注目をしている。

 

クラレントとジャスタウェイはちょっと格下。コディーノにいたってはさらに格下でミッキードリームやタッチミーノットあたりと好勝負できれば御の字だと思う。

 

 

◎ショウナンマイティ

▲ダークシャドウ

☆レッドスパーダ

【凱旋門賞展望8】キズナは11枠、オルフェーヴルは8枠、出走各馬のまとめ

ついに凱旋門賞の枠順が確定!!10月6日はTV放送もある。レースは現地時間15:15より、日本時間だと23:15からとなる。


当ブログではここまで出走予定馬の動向を追ってきた。下記の馬名リンクはそれぞれの記事。
馬名 アルファベット 父(生産国) 性齢 重量 調教師
騎手
2013年のG1実績(ODDS)
1 1 ベリーナイスネーム VERY NICE NAME Whipper (USA) 牡4 59.5 Aドゥミユール
Pコンヴェルティーノ
67
2 5 ミアンドル MEANDRE Slickly (FR) 牡5 59.5 Aシャヴイエヴ(チェコ)
Uリスポリ
51
3 9 ピリカ PIRIKA Monsun (GER) 牝5 58 Aファーブル
Pブド
29
4 7 ゴーイングサムウェア GOING SOMEWHERE Sulamani (IRE) 牡4 59 Dスマガ
Gブノワ
101
5 11 リーディングライト LEADING LIGHT Montjeu (IRE) 牡3 56 Aオブライエン(愛)
Gモッセ
英セントレジャー, 12
6 15 ルーラーオブザワールド RULER OF THE WORLD Galileo (IRE) 牡3 56 Aオブライエン(愛)
Rムーア
英ダービー, 10
7 10 フリントシャー FLINTSHIRE Dansili(GB) 牡3 56 Aファーブル
Mギュイヨン
パリ大賞, 13
8 6 オルフェーヴル ORFEVRE Stay Gold (JPN) 牡5 59.5 池江泰寿(日)
Cスミヨン
3.25
9 17 アンテロ INTELLO Galileo (IRE) 牡3 56 Aファーブル
Oペリエ
仏ダービー, 10
10 13 ペンライパビリオン PENGLAI PAVILION Monsun (GER) 牡3 56 Aファーブル
Mバルザローナ
34
11 14 キズナ KIZUNA Deep Impact (JPN) 牡3 56 佐々木晶三(日)
武豊
日本ダービー, 8
12 2 ノヴェリスト NOVELLIST Monsun (GER) 牡4 59.5 Aヴェーラー(独)
Jムルタ
回避
13 12 オコヴァンゴ OCOVANGO Monsun (GER) 牡3 56 Aファーブル
Sパスキエ
34
14 4 ジョシュアツリー JOSHUA TREE Montjeu (IRE) 牡6 59.5 Eダンロップ(英)
Rヒューズ
51
15 18 トレヴ TREVE Motivator(GB) 牝3 54.5 Cヘッドマーレック
Tジャルネ
ヴェルメイユ賞, 5
16 16 サハワール SAHAWAR Dark Angel (IRE) 牡3 56 Cフェルラン
Tテュリエ
101
17 8 ハヤランダ HAYA LANDA Lando (GER) 牝5 58 Lオードン
Fブロンデル
101
18 3 アルカジーム AL KAZEEM Dubawi (IRE) 牡5 59.5 Rチャールトン(英)
Jドイル
プリンスオブウェールズS, 17


凱旋門賞に向けて万全を整えるのは本当に難しい。結局、フォワ賞でオルフェーヴルのライバルと言われていたキャメロットは参戦せず。愛チャンピオンSの勝者ザフューグも人気の一角だったがは参戦せず。トレヴは直前での鞍上交代。ノヴェリストは熱発により直前回避。オルフェーヴルやキズナは有力馬の中では順調そのものである。

ルーラーオブザワールドが手強いと思っている。斤量が軽いこと。前哨戦はあくまでも調整だったこと。きっと今回はオルフェーヴルの最大のライバルとなるはずだ。

2013年10月3日木曜日

【速報レーシングポスト記事翻訳】デットーリ騎手落馬骨折によりトレヴの鞍上はTジャルネ騎手【凱旋門賞展望7】

朝起きてみると、デットーリ騎手に関する驚きのニュースが目に飛び込んできた。慌ててレーシングポスト記事を翻訳をしたので誤訳が含まれる場合はご容赦願いたいが、状況は伝えることができていると思う。

本ブログでのここまでの展望シリーズ

凱旋門賞展望6:アルカジームにさらに注目が集まっているようだ、レーシングポスト記事を翻訳してみた

凱旋門賞展望5:ムルタ騎手が騎乗するドイツ馬ノヴェリストのレーシングポスト記事を翻訳してみた

凱旋門賞展望4:キズナとオルフェーヴルのライバル牝馬=トレヴ

凱旋門賞展望3:アンテロが日本でもおなじみOペリエ騎手でGIIIを楽勝

凱旋門賞展望2:イギリス期待アルカジームも参戦

凱旋門賞展望1:キャメロットは参戦するのか?

 

デットーリ膝の骨折で今シーズンの騎乗は絶望

フランキーデットーリ騎手は水曜日に行われたノッティングハムでの落馬で右膝骨折となり、今シーズンの騎乗はなくなった。つまり凱旋門賞で期待されているトレヴにも乗れないということになってしまった。

デットーリ騎手の代わりに、Tジャルネ騎手がトレヴに騎乗することを調教師が明らかにした。

当初、デットーリ騎手はEland Allyから落馬したときには膝ねん挫であると思われていたが、レース後に違和感が続いたのでX線検査をしたところ骨折が判明した。

デットーリ騎手のエージェントであるRay Cochrane氏曰く「フランキーは膝を骨折した。なんということだ。本当に彼は落ち込んでいる。少なくとも一ヶ月間は騎乗できないだろう。今シーズンに復帰をしたら驚きだ。」

ジャルネ騎手は1992年サボチカ、1994年カーネギーで凱旋門賞を2度勝利している。トレヴにもDiane賞を含む最初の3勝はジャルネ騎手が騎乗していた。その後、馬主がシェイク・ジョアン・アル・ザーニ氏に変更したことに伴いヴェルメイユ賞はデットーリ騎手が騎乗していた。

ヘッドマーレック調教師曰く「フランキーにとって本当に残念なニュースだ。本当にひどい。」

「馬主のシェイク・ジョアンと話をしてTジャルネ騎手が日曜日の凱旋門賞に騎乗することで同意した。ジャルネ騎手は本当にトレヴのことを熟知しているので問題はないと思う。」

車いすで競馬場の医務室へと向かったとはいえ、最初のデットーリ騎手の怪我に対する診断は神経の軽傷であったのだが、ニューマーケットにある実家でX線検査を受けて膝の骨折が明らかになった。

トレヴはヴェルメイユ賞勝利で連勝記録を伸ばしており、現在はオルフェーヴルに続く2番人気5倍の支持を受けている。



本当に残念なニュース。自分はトレヴが本命候補だっただけに眠気が吹き飛ぶニュースであった。