ドイツから参戦するノヴェリスト。キングジョージでの勝ち方から人気になっている。
キングジョージVI世クイーンエリザベスS2013の映像
ここまでの展望シリーズ
凱旋門賞展望4:キズナとオルフェーヴルのライバル牝馬=トレヴ
凱旋門賞展望3:アンテロが日本でもおなじみOペリエ騎手でGIIIを楽勝
騎乗するムルタ騎手の意気込みがレーシングポストに掲載されていたのでさらっと翻訳してみた。
ムルタ騎手が語る:凱旋門賞で勝利するのはノヴェリスト
土曜日にケンブリッジシャー州で勝利を重ねたジョニームルタ騎手。今週日曜日に控えた凱旋門賞勝利で大レース勝利を上積みして輝かしい今シーズンを終えようとしている。レースで騎乗するのはそんな彼にふさわしいノヴェリスト。
7月のアスコット競馬で行われたキングジョージVI世クイーンエリザベスSでは素晴らしい勝利を挙げたノヴェリストとムルタ騎手。ムルタ騎手はアンドレアスヴェーラー調教師の4歳馬ノヴェリスト(現在William Hill社とCoral社で7.5倍)こそが凱旋門賞勝利にふさわしいと考えている。
現在のところ、前哨戦で快勝をしたオルフェーヴル、トレヴにつづく3番人気に支持されている。
しかしムルタ騎手のノヴェリストに対する自信には揺るぎがない。the King's Stand、Pretty Polly、Irish Oaks、King George、Sprint Cupに続く今年6度目のG1勝利を狙っているのだ。
ムルタ騎手曰く「本当に期待している。多くの前哨戦が終わり、たくさんのライバル馬たちが現れた。しかしキングジョージでのレースは本当に忘れられない。あの時の感触こそがノヴェリスト本来の走りだ。あの感触どおり走れれば勝者になれる。」
「アスコット開催以来ノヴェリストには騎乗していないが、状態は満足のいくものであると調教師からは聞いている。調整がうまく言っていると一流調教師が言うときは信頼がおける。」
「調整がうまくいっているなら、狙っているレースを勝つことができる。ノヴェリストにしっかりとした調教をしたからこそ調教師は満足しているんだ。」
ムルタ騎手はバーデン大賞を今月勝利したときにはノヴェリストに騎乗しなかった。ムルタ騎手は曰く「前哨戦ではよくあること、小頭数だったり、折り合いが難しかったり、休養開けだったりと。自分はあまり前哨戦を気にしていない。キングジョージでのレースぶりを忘れないでほしい。あのときの印象を忘れてはいけない。」
今年の凱旋門賞は近年では最もレベルが高い一戦の一つ。凱旋門賞は2000年にシリンダーで勝利しているムルタ騎手曰く「出走予定の各馬は本当に素晴らしい馬ばかりだ。素晴らしい凱旋門賞になる。でもキングジョージでの手応えがある。だから調教師に言ったんだ。そのときの状態にあるなら我々の馬が勝者だ、勝つのはノヴェリストだと。」
キングジョージの勝ち方はそんなに衝撃的に感じない。直線もよれている。そもそも古馬はオルフェーヴルの敵じゃないと思っている。
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