2013年11月29日金曜日

【予想】金鯱賞の出走各馬を分析してみた【ウインバリアシオンが復帰!】

中京競馬開幕週は金鯱賞。波乱含みのレース。出走各馬を分析してみた。

 

ウインバリアシオン

誰がどう考えても実力が抜けている。ただし、屈腱炎からの復活だけに別馬になっている可能性が高い。武豊騎手が騎乗しないで藤岡騎手の今回は様子見と思われる。実績から人気を集めると思ったが世間の評価も厳しいようである。

 

オーシャンブルー

池江厩舎3頭出しの1頭。昨年の勝ち馬で有馬記念も2着した馬。しかし近走は全く違う馬のようなヤル気なし競馬を繰り返している。オールカマーでは馬体重も-14kgで本当にヤル気なしに見えたが、その後は馬体重回復をみせている。調教では2週連続でルメール騎手が騎乗していて時計もつめてきている。トゥザグローリーにも先着。ルメール騎手騎乗=復活気配ありと見る事もできるので、ノーマークはキケンである。

 

トゥザグローリー

池江厩舎3頭出しの2頭目。京都大賞典で復活をしたときにはあわや勝利!?という見せ場が一瞬あった。しかし天皇賞秋では見せ場さえもつくれず。もっとも2000Mは短いので度外視をしてもよいが、今回も2000M。ただし、もともと冬場に好成績が集まる同馬で、調教で遅れているとは内容としては悪くなさそう。要注意

 

ラブリーデイ

池江厩舎3頭出しの3頭目。レベルが低い同期の中で小倉記念で2着と気を吐いている。。。が今回は休み明けとなる。成長分があると考える事も可能だが、一番人気になるかもしれず過度な期待はキケンか。川田騎手がWSJSで阪神にいるために今回は蛯名騎手をわざわざ中京競馬によんでいるだけに厩舎も期待はしているようだが。。。期待値が低い

 

メイショウナルト

武豊騎手が騎乗している&内枠から逃げるということで期待されている。前回は大きく期待を裏切ってしまったが、それまでのパフォーマンスを見せれば勝ち負けの可能性はあり。前走は+12kgでスタート&折り合いもイマイチで実力を出し切っていない。ただ期待値が低い。そして今回も調教本数が少ないような気がするのだが。。。

 

メイショウナルト逃げに武豊騎手が騎乗しているので超絶スローペースにはならなくても後続には厳しい流れになりそうである。池江厩舎3頭全てに期待したいのだが。。。

 

つづく?(たぶん)

2013年11月28日木曜日

【有馬記念展望4】注目のトーセンジョーダンは内田騎手に決定!【出走予定馬を確認】

有馬記念の出走各馬を見渡せば逃げ馬不在。おそらくはスローペース先行前残り濃厚。とすればトーセンジョーダンの先行策(または逃げ)が有利とみている。騎手はゴールドシップを降ろされた内田騎手に決定した。(サンスポ参照)

トーセンジョーダンといえば当ブログでジャパンCで本命とした期待馬。ジャパンCではビュイック騎手だったので有馬記念もだれか海外騎手が乗るものと思っていたが、内田騎手である事が発表された。

しかし、今期の内田騎手はゴールドシップ、グランプリボス、デニムアンドルビー、ドナウブルーと多くの有力馬を降ろされている。不振が続いているがトーセンジョーダンなら十分勝つチャンスがある。与えられた状況で巻き返せるか注目だ。

 

出走予定馬は

ゴールドシップ ムーア

キズナ 武豊

オルフェーヴル 池添

トーセンラー ?

エイシンフラッシュ Mデムーロ

アンコイルド 後藤or吉田隼人

ダノンバラード 川田

アスカクリチャン 戸崎(回避かも)

アドマイヤラクティ ウィリアムズ

トゥザヴィクトリー ?

デニムアンドルビー 浜中

トーセンジョーダン 内田

ヒットザターゲット 北村友一

オーシャンブルー ?

ナカヤマナイト 柴田先生

ダイワファルコン 北村宏司

コディーノ ?

ルルーシュ ?

 

空いている主な騎手:ノリ、岩田、福永、バルザローナ

 

これまでの有馬記念展望は↓から

【有馬記念展望3】ゴールドシップはムーア騎手でも買えない3つの理由

【有馬記念展望2】出走予定馬は差し馬ばかり【ジェンティルドンナも回避!?】

【有馬記念展望】出走予定馬を考えてみた【エピファネイアは回避】

2013年11月27日水曜日

【有馬記念展望3】ゴールドシップはムーア騎手でも買えない3つの理由

今秋、京都大賞典5着、ジャパンC15着となかなか結果をだせないゴールドシップは予想通りムーア騎手で有馬記念に挑む事になった。しかしながら騎手変更で激変とは思えない理由が3つある。

netkeiba.comの記事は→ゴールドシップ、有馬記念はR.ムーア騎手とのコンビに

 

理由1

問題は騎手交代で馬が変わるのか??騎乗ぶりが問題であるとは思いづらい。内田騎手が騎乗ミスをしたかといえばあまりそのようには感じない。確かに後方からのワンパターン競馬が続いているとはいえ、それは今までのゴールドシップの戦法であり、すくなくとも戦法だけでジャパンCで15着に敗退するとは思えない。何らかの変化を伴いたいという厩舎の意向はわかるが騎手変更で変わるとは思えない。

 

理由2

ジャパンCのパドックは素人目には(も)ヤル気がないようにみえた。脱力感一杯でトボトボと歩いていた。直前の坂路調教は。。。

54.9-40.0-26.3-13.2末強め追う

と物足りないものであった。ちなみに宝塚記念勝利の時は。。。

53.3-38.4-24.6-12.3馬なり余力

とずいぶんと違う時計であった。馬場状態にも差があるので一概には良い悪いは述べずらいが調子が悪かった→パドックでヤル気がないように見えたと考えたくなるものである。

 

理由3

今回のムーア騎手騎乗でオルフェーヴル、キズナに続いて3番人気確実で期待値が低すぎる。騎手変更、コース替わり、というだけでは狙いづらいオッズとなると思われる。

 

結論

よって直前調教で激変の雰囲気あり、人気も意外に出ないで10倍くらいとなったときにムーア騎手の手腕に期待してみたい。

 

これまでの有馬記念展望は↓から

【有馬記念展望2】出走予定馬は差し馬ばかり【ジェンティルドンナも回避!?】

【有馬記念展望】出走予定馬を考えてみた【エピファネイアは回避】

2013年11月25日月曜日

【有馬記念展望2】出走予定馬は差し馬ばかり【ジェンティルドンナも回避!?】

なんだかんだといってもダービーと並んで注目されるのが有馬記念。このレースを回避する馬は人気馬になりづらい。ジャパンC勝利してから早々に回避を表明してドバイに備えるというからあの馬は人気がでないのだと言いたい。ブエナビスタは主だったG1を皆勤した。

 

出走各馬を見渡してみると。。。

ゴールドシップ(宝塚記念1着、内田騎手続投かどうか注目)

キズナ(ダービー1着)

オルフェーヴル(凱旋門賞2着)

トーセンラー(マイルCS、騎手は海外騎手かな!?、ウイリアムズ騎手かムーア騎手か、まさかバルザローナ騎手???)

エイシンフラッシュ(毎日王冠1着、ジャパンCまさかの逃げで論外、有馬記念で逆転もあり、G1皆勤すれば素晴らしい)

アンコイルド(いつのまにかG1で活躍中、後藤騎手それとも吉田隼人騎手???)

ダノンバラード(密かに宝塚記念2着だった馬)

アスカクリチャン(アルゼンチン共和国杯1着、香港参戦という話もあり)

トゥザヴィクトリー(忘れていないか最強世代)

デニムアンドルビー(ジャパンC好走したが中山向きとも思えず)

トーセンジョーダン(ジャパンCで復活)

ヒットザターゲット(京都大賞典まさかの1着)

オーシャンブルー(中山巧者)

ナカヤマナイト(中山巧者)

ダイワファルコン(中山巧者)

コディーノ(本当はマイラー)

ルルーシュ(中山競馬は?)

 

主な回避馬

ジェンティルドンナ(ジャパンC1着)

メイショウマンボ(エリザベル女王杯1着)

ジャスタウェイ(天皇賞秋1着)

エピファネイア(菊花賞1着)

 

有馬記念回避=年度代表馬の資格なしでも良いと思う。(ロードカナロアのような明らかに距離適性が違う場合をのぞいて)

出走各馬を見渡してみると後方待機の馬が多い。中山2500Mはそもそもインコース先行が有利な競馬場。先行馬が内枠だった場合は要注意だ。


前回の有馬記念展望は↓から

【有馬記念展望】出走予定馬を考えてみた【エピファネイアは回避】

2013年11月24日日曜日

【トーセンジョーダン3着】ジャパンC回顧【興奮は賭け金とは関係ない】

あとクビ差で万馬券の的中だった。その悔しさはあるが単勝100倍のトーセンジョーダンを狙ったのは間違っていなかった。エイシンフラッシュが内枠からの好スタートで押し出されるように逃げたこと、デニムアンドルビーのがんばりを除いてはほとんど予想通りの展開であった。

 

レース前の分析は↓から

【ジャパンC展望4】出走各馬を分析してみた【トーセンジョーダンに期待】

 

ジェンティルドンナ

天皇賞秋で敗れたときにはジャパンCはもっと圧勝するかと思いきや辛勝であった。ムーア騎手も上手に乗っていたが、ちょっと手放しで拍手が送れないのは直前乗り替わりがあったからだろう。有馬記念に参戦する場合は要注意。引き続きムーア騎手も騎乗できる。中山競馬に実績はないがその先行脚質は決して不利とは思えない。

 

デニムアンドルビー

余計な仕事をしてくれたw 彼女の想定以上のがんばりのおかげで万馬券的中を逃してしまった。「団子状態のスローペースで進んだときは後方待機でも不利にならず馬群を捌く事が大事」という最近感じていることを実証した。有馬記念出走の場合は依然として無印。そもそもお釣りがないので回避すると思われるが。

 

トーセンジョーダン

ビュイック騎手のコメントによると
「2週連続で調教に乗って、馬が変わっているとわかったので、今日は馬を信じて乗りました。前に行きそうな馬もいませんでしたし、長くいい脚を使うタイプなので前に行こうと思っていました。作戦通りに乗れて、展開もはまったのですが、最後は疲れてしまいました。日本での騎乗は今年これが最後なので、乗せてもらえてよかったです」競馬実況webより

単勝&馬連一点で勝負していたのでこのくらいは当然走ると信じていた。負けた時のショックは金額に比例するが、レースでの興奮は賭け金とは関係ないということを強く感じた。裂蹄で悩まされ続けているが有馬記念参戦の時は注意が必要だ。もしかしたらオルフェーヴルのペースメーカー以上のがんばりを披露するかもしれない。

 

エイシンフラッシュ

好調持続していたこともあり好スタート、結果としてそれが裏目にでて逃げることになってしまった。「逃げ」にならなければもうすこしがんばれたかも。もっとも2400Mは同馬にとっては少し長めでベストは1800M〜2000Mかもしれない。なによりもダービー馬がこれだけ現役を続けて好走し続けている事が素晴らしいと思う。

 

ゴールドシップ

予想通りの敗退。内田騎手も次は乗り替わり確定。騎手に責任があるかどうかはおいといて、今回も後方待機戦法というのは芸がないと思う。

 

海外馬3頭

やっぱり空気のような存在だった。掲示板に入った馬もいたようだが、よくわかっていない。

 

競馬は難しいが楽しい。負けた時のショックは金額に比例するが、レースでの興奮は賭け金とは関係ないということを強く感じたジャパンCであった。あとクビ差残念。

2013年11月23日土曜日

【ジャパンC展望4】出走各馬を分析してみた【トーセンジョーダンに期待】

ジャパンCはいよいよ明日!ついに最終結論!!

レースはデニムアンドルビーの出遅れではじまり場内歓声。ゴールドシップ折り合いイマイチ。ジェンティルドンナが先行するところを最内からヴェルシーナが逃げる。スローペース確定。またはトーセンジョーダン逃げとなってビュイック騎手がヨーロッパ競馬のような超絶スローとする。

1000M通過63.5秒で場内また歓声。欅を過ぎたくらいでゴールドシップが外から上がっていきまたもや歓声。

直線はインコースで大混雑。誰もがG1当日はTBインコース有利と知っているからね。数頭が脚を余す。審議のランプをつけたいが例の新ルールでランプはつかない。TBをいかしてジェンティルドンナ、アンコイルド、トーセンジョーダン、エイシンフラッシュが実況される。外から伸びるわけもなくゴールドシップ失速。ゴールは。。。

たぶん先行&内枠&直線で詰まらない運がある馬。

 

各馬をそれぞれ分析してみる。

ジェンティルドンナは天皇賞秋で先行壊滅の流れで2着に残るという強い競馬。叩き2走目で当然上澄みを期待するが、昨年ほどの好調はないと思われる。直線で抜け出すところを岩田騎手に邪魔されなければ二連覇濃厚とみている。しかし、今期は未勝利で運に見放されている感じもある。まさかの伏兵に脚をすくわれて2着もあり得るとみている。

トーセンジョーダンの復活に期待したい。裂蹄の影響で調子が整わない事は承知だが、栄光の一昨年の実力を持ってすれば今回は勝ち負けになるはずだ。なかなか充実した調教が行われているようなので、直線半ばまでは楽しませてくれると信じている。

ゴールドシップは京都大賞典で大敗を喫してしまったが、これは本調子になかったのが大きな原因であろう。今回復活できるかどうかあやしい。東京コースにも不安あり。内田騎手は不振でありこれも不安。まあ、勝利されたら諦めるつもり。

エイシンフラッシュはなぜか5倍くらいの人気となっている。ローテーションを考慮しても天皇賞秋狙いだったのは明らかで今回はなんとか好調維持という感じ。その天皇賞秋もジェンティルドンナに完敗だっただけに、いくらスローペース瞬発力勝負でもジェンティルドンナがちゃんと走れば逆転は不可能だと思う。

デニムアンドルビー。。。みんな何に期待しているのだろうか。格下。

アンコイルド。なぜか後藤騎手に交代。最近実力をつけてきた事は間違いなし。どこまでやれるか注目はしているが連対は難しいと思う。

アドマイヤラクティ。がんばれ掲示板。

エピファネイア、キズナ、オルフェーヴル、ジャスタウェイが回避というのが残念だ。

 

というわけで最終結論は

◎トーセンジョーダン

○ジェンティルドンナ

 

これまでのジャパンC展望は↓から

【ジャパンC展望3】レース展開を想定してみた【トーセンジョーダン逃げか!?】

【ジャパンC展望2】トーセンジョーダンは終わってしまったのか?【ジェンティルドンナのライバルを探せ】

【ジャパンC展望】ジェンティルドンナの騎手交代で複雑な気持ち【岩田騎手からムーア騎手へ】

 

マヤノリュウジンが京阪杯で大敗を喫した分どころか今年の負け分をまとめて取り返すことになりそうだ。

【ジャパンC展望3】レース展開を想定してみた【トーセンジョーダン逃げか!?】

いよいよジャパンCが明日となった。出走各馬を見渡してレース展開を考えてみる。

逃げる馬がいない!

 

ペースメーカーとして考えられる馬は二頭。ヴェルシーナが最内から逃げるパターン。岩田騎手が宿敵?ジェンティルドンナを打ち負かそうとしたら大逃げか!?

もう一つはトーセンジョーダンが逃げるパターン。この場合、ビュイック騎手がヨーロッパ競馬のペースで逃げる、つまり63.5秒くらいの超絶スローペースで逃げる事もありうる。インコースをコースロスなく抜け出した馬、エイシンフラッシュやジェンティルドンナが上位に来るパターンとみた。

 

どちらにしてもゴールドシップ勝利は厳しい展開になりそうだ。

 

ジェンティルドンナやトーセンジョーダンについては↓から

【ジャパンC展望2】トーセンジョーダンは終わってしまったのか?【ジェンティルドンナのライバルを探せ】

【ジャパンC展望】ジェンティルドンナの騎手交代で複雑な気持ち【岩田騎手からムーア騎手へ】

 

土曜日のキャピタルSや京阪杯で勝利となると日曜日に向けて楽なのだが。。。

【京阪杯予想】マヤノリュウジン確勝【実力は本物】

2013年11月22日金曜日

【京阪杯予想】マヤノリュウジン確勝【実力は本物】

マヤノリュウジンがスプリンターズS以来となるが登場する。今回は確勝である。

 

スプリンターズSの3着考察は↓から

【回顧】マヤノリュウジン3着は実力か!?【スプリンターズS】

 

確かにスプリンターズSはインコースを走ったという恵まれた競馬であった。しかし、実力がなければマジンプロスパーを抑えてハクサンムーンと接戦を演じる事はできなかった。マグレで3着と思われていて断然人気とならない今回こそ狙うチャンスである。

プレイズエターナルは3歳ということで未知数なところはあるが前走で一度仕上げられている。今回は休養開け、ルメール騎手人気である。期待値は低い。勝利されたらあきらめる。

ラトルスネークは追い込み競馬で勝ち方が衝撃的。追い込み勝利に騙されてはいけない

 

◎マヤノリュウジン単勝勝負!

2013年11月21日木曜日

【衣笠特別回顧】ビッグスマイルさようなら【走る気力なし】

拝啓ビッグスマイルさん

 

あなたがまだ若かったころ、堀川特別で見せた末脚は重賞を勝てると期待させるものでした。まさかその後全く勝つ事ができないなんて考えもしませんでした。

最近出遅れたりしていて走る気力が落ちていたことは知っていました。でも前走は不良馬場でも2着、またやる気をみせたと思ったんです!?

今回は京都1800MでMデムーロ騎手鞍上、今年こそはと思いましたが結果は最下位なんて酷すぎます。

あなたにはいろいろな事を教わりました。

競走馬にはコースに対して向き不向きがあること。トーセンラーの法則ですね。

一度枯れてしまったら復活しないということ。カレンブラックヒルの法則ですね。

スローペースで後方から鮮やかに差したから強いわけではないということ。これをビッグスマイルの法則と名付けます。

キングカメハメハあたりを父親に迎えて素敵な繁殖牝馬になることを切に願っています。

 

ps

衣笠特別であなたに期待した予想は↓からです

【衣笠特別展望】ビッグスマイルの戦績を振り返ってみた【京都は得意(たぶん)】

 

敬具

2013年11月20日水曜日

【ジャパンC展望2】トーセンジョーダンは終わってしまったのか?【ジェンティルドンナのライバルを探せ】

今年のジャパンCはどうもメンバーが揃わない。ドイツのノヴェリスト回避、オルフェーヴル回避、キズナ回避、エピファネイア回避と回避馬ばかりでジェンティルドンナが二連勝できるかどうかが注目のレースとなってしまった。そもそも海外からやってくる馬が少なすぎる。それでも今年未勝利のジェンティルドンナ、運に見放されている感じもある。他馬の逆転可能性はあるのだろうか。

 

これまでのジャパンC展望は↓から

【ジャパンC展望】ジェンティルドンナの騎手交代で複雑な気持ち【岩田騎手からムーア騎手へ】

 

トーセンジョーダンを気にしている。天皇賞秋でも期待したが、そもそも馬ができていなかった。天皇賞秋までは十分に乗り込んではいたものの毎週の調教は遅れてばかりでレース直前の調教でもトゥザヴィクトリーに遅れを取っていた。一昨年度のピークから全く調子を取り戻せていないが天皇賞秋勝利、ジャパンC2着、天皇賞春2着と実力はトップクラスである。今回の最終追い切りによっては期待してもよいかもしれない。

 

天皇賞秋での最終追い切りはCWでメンディザバル騎手をのせて

82.7-67.1-53.3-38.4-12.5
中トゥザグローリー一杯を6Fで0秒3追走1F併せで0秒1遅れ
外サトノシーザー一杯を6Fで0秒6追走1F併せで0秒3先着

 

今回はビュイック騎手が騎乗する模様。テン乗りというのがいやだが、一発大逆転を狙う価値は40倍くらいならありだと思う。

 

それにしても近年まれにみる寂しいジャパンCだな。国内も国外もエース不在とは。。。

2013年11月18日月曜日

【有馬記念展望】出走予定馬を考えてみた【エピファネイアは回避】

今年のジャパンCはなんだか寂しげなメンバーですでに皆の気持ちは年末の有馬記念に向いていると思う。そこで出走馬を想定してみた。

ジェンティルドンナ(ジャパンC1着予定w、有馬記念はいったい誰が騎乗するのか?まさか回避とか)

ゴールドシップ(宝塚記念1着)

キズナ(ダービー1着)

オルフェーヴル(凱旋門賞2着)

メイショウマンボ(エリザベル女王杯1着)

トーセンラー(マイルCS、騎手確保できずに回避かも)

エイシンフラッシュ(毎日王冠1着)

アンコイルド(いつのまにかG1で活躍中)

ダノンバラード(密かに宝塚記念2着だった馬)

アスカクリチャン(アルゼンチン共和国杯1着)

トゥザヴィクトリー(忘れていないか最強世代)

デニムアンドルビー(騎手はいったい誰が?)

トーセンジョーダン(復活なるか)

ヒットザターゲット(京都大賞典まさかの1着)

オーシャンブルー(中山巧者)

ナカヤマナイト(中山巧者)

ダイワファルコン(中山巧者)

コディーノ(本当はマイラー)

(2頭多い18頭となったw)

 

あれ?意外に盛り上がりに欠けるような気がする

ジャスタウェイ回避

エピファネイア回避

フェノーメノ休養中

これがその理由だろうか?

 

こうやって見渡してみると、G1を連勝している王者がいない。古馬中距離戦で王者不在ということはあまり記憶がない。さらに逃げ馬不在なためにスローペース濃厚な有馬記念と思われる。

 

つづく(たぶん)

【海外騎手は惨敗】マイルCSは来年からG2になる!?【トーセンラーで武豊騎手がG1で100勝達成】

京都巧者のトーセンラーが勝利、そして2着、3着にマイル路線を中心に走るダイワマッジョーレとダノンシャーク。G1級が不在のマイル路線でまたしても別路線馬の勝利で幕を閉じた。マイルCSはこれからはG2になると言われても驚かないレースレベルである。G1とは思えないスローペースで馬群が詰まる。ここまで遅いと後方待機が不利というより馬群が捌けない馬が負けるレースであった。

トーセンラーが外から差しきった。マイル戦は初めてでマイラーとはとても言えない馬。実際にマイルのペースには乗れずに後方待機を強いられていた。それでも圧勝してしまうあたりが現在の王者不在のマイル路線だと思う。トーセンラーの勝利は流れに乗れずに後方待機となったとはいえ、相手が弱かっただけであり、G1馬というには寂しさがある。

ダイワマッジョーレが2着。内からうまく抜け出した。安田記念こそイマイチだったが京王杯SC、スワンSも含めて上位にきており低レベルのマイル路線では実力上位といえる。今年は地力を上げてきたと思われ、ダイワマッジョーレの3着は矢作厩舎の調教の成果である。

ダノンシャークが3着。富士Sは-12kgでの勝利でその後しばらく調教ができなかったことから体調面が心配された。今回は+8kgでなんとか持ち直して状態を維持する事ができたようである。ダイワマッジョーレとならんで現状のマイル路線ではトップクラスだと思われる。

ただ、ダイワマッジョーレもダノンシャークもG1を勝つには力不足が否めず、これからも別路線組が参戦すればあっさりと敗れると思われる。

期待をしていたカレンブラックヒルは最下位に敗れた。調教は十分だったが、先行する事もできずに敗れた。フェブラリーSでダートを使って以来、馬が走る気力を失せていると思われる。カレンブラックヒルは休養を挟んでリフレッシュをしても立ち直れないという事を考えると、このままフェードアウトすることになるだろう。


ところで


注目はレースレベルよりも騎手である。海外騎手が、Mデムーロ騎手、ムーア騎手、ビュイック騎手、バルザローナ騎手、ルメール騎手と5人全員が参戦したが全員が惨敗となった。上位は武豊騎手、蛯名騎手、福永騎手とJRA騎手ばかり。今期は海外騎手をありがたる風潮が蔓延しているが、彼ら全員が実績がある訳ではない。「海外騎手=うまい」かもしれないが「海外騎手=日本でも好成績」とは限らないという事だ。

思い返せば15年くらい前に海外騎手が単騎免許で来日しはじめた頃は、Aムンロ騎手、Mロバーツ騎手、Oペリエ騎手といきなり良い馬に乗るのではなく、数ヶ月滞在して少しずつ実績を積み上げていた。今年参戦している騎手の全員が積み重ねがあるわけではない。海外騎手だからといって実力馬にのせようとする風潮は止めにしても良いのではないか!?必要以上に彼らの馬が人気になるので期待値は低い!


■最後に■

武豊騎手G1で100勝おめでとう!

2013年11月17日日曜日

【衣笠特別展望】ビッグスマイルの戦績を振り返ってみた【京都は得意(たぶん)】

ビッグスマイル、2年前の堀川特別は素晴らしい末脚で勝利したときは重賞級の実力を秘めていると思ったが、未だに1000万条件をうろうろとしている。これまでの戦績を振り返ってみた。

 

2011年

10月、堀川特別、衝撃的な勝利を上げて実力をアピール!

12月、逆瀬川S、連勝いけると思いきやスローペースで泣いて3着

2012年

01月、岩清水S、得意の京都で確勝と思いきや年明けから続く先行しないと勝てないTBの前になす術もなく沈む

01月、京都牝馬S、予定通りの重賞挑戦。実力を出したが4着

02月、初音S、東京に舞台を移して準オープン確勝を狙うが出遅れ終了

04月、福島牝馬S、惨敗

05月、パールS、惨敗どうやら疲れていたらしく休養に入る

〜夏場はお休み〜

10月、堀川特別、一年前に勝利したレースで復活を狙うが直線で不利

11月、近江特別、大外を豪快にまわして万事休す。その後、同馬に川田騎手が乗っていないところから「川田降板」となったと思われる

11月、衣笠特別、どうしても勝利をしたいと連戦を重ねる&Mデムーロ騎手起用で勝負するが不良馬場で終了。連戦の疲労がでてお休み

〜お正月はお休み〜

2013年

02月、中京スポニチ賞、ローカル1400Mで復帰で2着。休養開け初戦としては上々

02月、木津川特別、確勝を期して京都参戦。意味不明惨敗。。。なぜ??

03月、またしても中京競馬。。。??

〜お休み〜

08月、新潟競馬で復帰、ダメすぎる

09月、瀬戸内海特別、出遅れ、阪神1400Mという厳しい条件だが直線詰まる不利がある

この辺りで馬主交代いろいろ事情があるようだ

10月、山中湖特別、京都ではなくて東京??不良馬場で大健闘

11月、今回はMデムーロ騎手、内枠、京都1800Mと条件は揃ったが。。。

 

2013年11月16日土曜日

【マイルCS展望】カレンブラックヒル復活なるか【大混戦】

マイル路線は相変わらず混沌としている。安田記念上位のロードカナロアとショウナンマイティが出ない以上、ダノンシャークやクラレントが上位人気を形成するのもなんとなく理解できる。グランプリボスやサダムパテックも含めて低迷している既存のマイル組には勝ち馬がいないとみた

トーセンラーに期待している。武豊であるw 京都は周知のように強い。別路線から参戦で「どうせマイルは無理だよ〜」と皆が考えているところで一発大逆転をするのではないか。。。と思っていたら一番人気になろうかという勢いだ。これでは期待値が低すぎる

カレンブラックヒル復活を狙う。去年の戦績は素晴らしいものだった。毎日王冠での完封、天皇賞秋でのペースが向かない中での掲示板と中距離戦線では期待大であった。フェブラリーS以来どうも不調が続いているが、休養を挟んでリフレッシュしていれば優勝するだろう。それでもトライアルを使わなかったのは納得できないが。。。騎手交代はプラスになるはずだ。問題はどういった戦法でレースにのぞむのか読めないところにあるのだが。。。

コパノリチャードは中穴人気となっている。JRAも好走しやすいように内枠を割り当てたが二回連続同じようなノーマーク逃げはないだろう。

 

とりあえずは

◎カレンブラックヒル

○ダノンシャーク

▲トーセンラー

☆クラレント

☆レッドオーヴァル

という感じ!?

2013年11月9日土曜日

【まだまだ注目】バルザローナ騎手で高配当を狙う!?【エリザベル女王杯ではオールザットジャズに騎乗】

今期、期待のバルザローナ騎手がなかなか勝てない。1番人気での成績は5戦1勝。ただし、人気薄(中穴)で結構2着に来ている。京都競馬での特徴を掴んでいないと言われているが、まだ2週目。今週のファンタジーSなどの乗り方を見ている限り、決してダメであるとは思えない。

身元引き受け人である角居厩舎のオールザットジャズでG1に参戦する。人気はないが早くもG1に乗れるということはバックアップ体制があるということだ。体制が整っているうちに京都競馬(というか日本競馬)に対応できればきっと期待できるはずだ。例えばオールザットジャズであっと言わせれば一気に評価も高まるであろう。

本ブログでは引き続き期待、ただし人気馬では期待値が低いので人気薄で狙う!というのをとりあえずの結論にしておく。

 

バルザローナ騎手を追ってきたこれまでの記事は↓から

【最初は1勝だけ】バルザローナ騎手の通訳がまたしても微妙な気がする【近江特別回顧】

【デットーリ騎手の後継】バルザローナ騎手とは?【ゴドルフィンの主戦候補】

 

ところでMデムーロ騎手が今期初勝利を上げられない。2着はすでに9回もあるが未だウイナーズサークルにくることができていない。

ムーア騎手はいきなり2勝を上げた。海外騎手もいろいろだw

 

2013年11月3日日曜日

【最初は1勝だけ】バルザローナ騎手の通訳がまたしても微妙な気がする【近江特別回顧】

期待のバルザローナ騎手だが土曜日は0勝で、メインレースも一番人気で敗れてしまった。

私が期待していた近江特別は明らかに先行有利な流れで逃げると思っていた馬スズカアンペールで後方から進み終了。。。レースはペースメーカー(逃げ馬)がバテて2,3番手にいた馬がそのまま1,2着でレース終了、予想通りの先行有利の流れだった。

 

近江特別の予想は↓から

【近江特別予想】スズカアンペールに注目【バルザローナ騎手いよいよ参戦】

 

先行して粘ると思われた馬が後方三番手からジリジリと伸びるのを見ているのは辛いものだった。バルザローナ騎手に対して「まだ日本競馬に慣れていない」というのは容易だが期待していただけに近江特別の結果を含めて、初日0勝はガッカリだった。

その後、日曜日に1勝を上げた。インタビューの様子を見ると「日本競馬とヨーロッパ競馬のどんなところが違いますか?」となかなか良い質問をしていた。通訳は「ほとんど違いはなくスタートが速いのとペースが落ち着くのが違う。日本競馬もヨーロッパに近づきつつある」と述べているが実際は違うと思う。

「ほとんど違いはなくスタートが速いのが違う。日本の馬もとても良くて、ヨーロッパと同じだ。」と言っていると思うだが。。。

バルザローナ騎手初勝利のインタビューはこちらから

 

ここで大きな違いは

1. ペースが落ち着いているとは言っていない

2. 近づきつつあるとは言っていない

点である。通訳のコメントをもとにして競馬実況webなどのコメントがつくられていることもあるので注意が必要だ。指摘した2点を除けばバルザローナ騎手は日本競馬に対して社交辞令を述べつつもスタートの違いなどにも言及しているので、本人が次週から適応できる可能性はある。しかし正直なところ期待が大きいだけに下方修正は必要かもしれない。

いずれにしても通訳の質はどうにかならないか。大衆の前で同時通訳を求められる大変さはわかる。相手も英語が母国語ではないので文法が無茶苦茶ということも理解しているが、もう少し誤訳を防ぐことはできないだろうか。Mデムーロ騎手がロゴタイプで朝日杯を勝利した時も痛々しかっただけに、通訳を丸呑みしたレース後の騎手コメントには要注意だ。

 

Mデムーロ騎手の朝日杯フューチュリティS勝利騎手インタビューの様子は↓から

 朝日杯フューチュリティSの勝利騎手インタビューは誤訳だらけ!?

2013年11月2日土曜日

【近江特別予想】スズカアンペールに注目【バルザローナ騎手いよいよ参戦】

注目はバルザローナ騎手鞍上のスズカアンペールで間違いない。実力は足りない。前走でも追ってからあまり伸びない事がバレてしまった。しかし2走前の北野特別では、果敢に先行してあと一歩の2着という見応えのあるレースで実力馬デウスウルトを抑えている。今回もスローペース濃厚なメンバー構成だけに逃げれば面白い。外枠発走だけに控えてしまったら有利なインコースをとることができない。逃げるしかチャンスはないだろう。バルザローナ騎手がどんな騎乗をするか注目だ!

 

今週から参戦するバルザローナ騎手については↓から

【デットーリ騎手の後継】バルザローナ騎手とは?【ゴドルフィンの主戦候補】

 

スズカアンペールが先行しなければデウスウルトの勝利。前走の北野特別では惜しいところを見せていた。4コーナーで内に進路をとれば勝利していたかもしれない。その辺りが勝ち馬に乗っていた岩田騎手との差なのだろう。今回は実力上位。善戦はするが500万下でもすんなり勝てないローレルブレットあたりには負けないと思われるが、取りこぼしはありうる。

リグヴェーダやサトノキングリーはそれぞれリスポリ騎手、Mデムーロ騎手が乗っている事もあり人気先行気味。勝たれたら諦める。それなら先攻策をとったときのウインミーティアを警戒するべきだ。

 

◎スズカアンペール

○デウスウルト

△ウインミーティア

2013年11月1日金曜日

【高松宮記念勝利】オレハマッテルゼ急死【ハナズゴールに期待】

オレハマッテルゼが急死とのこと。

珍名馬として人気のオレハマッテルゼが急死

高松宮記念勝利というよりも「俺は待ってるぜ」または「俺ハマってるぜ」という馬名が忘れがたい。小田切さんの馬はどれも魅力的な?名前。エガオヲミセテなども忘れがたい。代表産駒はハナズゴール。彼女の走りには歯がゆいものがあるが多くの人の期待を集めているのは事実だ。

懐かしい馬の死を聞くたびに人生(競馬歴)が長くなってきた事を感じてしまう。

トウカイテイオーの死は悲しかったが全く話題に上がらなくなってしまった。もの悲しい。それでも競馬は続く。

 

トウカイテイオーについては↓から

追悼トウカイテイオー【帝王は、皇帝を超えたか。】

 

今週の競馬から参戦するバルザローナ騎手について↓から

【デットーリ騎手の後継】バルザローナ騎手とは?【ゴドルフィンの主戦候補】

【ジャパンC展望】ジェンティルドンナの騎手交代で複雑な気持ち【岩田騎手からムーア騎手へ】

ジェンティルドンナの鞍上が交代されることが発表された。ジャパンCでの二連覇を目指していたが今年は一番人気で三連敗。陣営は(というかサンデーレーシングは)必勝を期して騎手交代という手段にでた。このニュースを聞いてなんだか複雑な気持ちでうまくまとまらない。

 

一般的な感情その1

ムーア騎手は世界屈指の実力、海外騎手に乗り替わりでどのように馬がかわるのかという興味あり。今更説明するまでもなく、海外騎手はとても上手な騎乗を披露する。すでにMデムーロ騎手、メンディザバル騎手、リスポリ騎手が参戦していて、今週からバルザローナ騎手が参戦する。海外騎手がターフを沸かせているのだ。

今週から参戦するバルザローナ騎手については↓から

【デットーリ騎手の後継】バルザローナ騎手とは?【ゴドルフィンの主戦候補】

 

一般的な感情その2

1とは全く矛盾するのだが、「また海外騎手かよ。。。」という矛盾した気持ちがある。海外から参戦する騎手を応援する一方で、地元騎手に対する判官贔屓のような気持ちもある。

 

複雑な気持ち

いつもなら1と2は矛盾していても日本人騎手が度重なる騎乗ミスをしていて、「まあ乗り替わりもしょうがないよなあ。。。」となるのだが、この三戦で岩田騎手に騎乗ミスがあったとも思えない。岩田騎手はその騎乗ぶりから批判にさらされることが多いが、ジェンティルドンナの三戦では特に騎乗ミスと感じる事もなかった。三連敗は事実だがミスがないのになぜ海外騎手に交代???というのが今回の気持ちだ。

ジャパンC目前にして有力馬騎手降板というのは記憶がない。これでムーア騎手で勝利となるとまた競馬界の日本人騎手離れが進みそうである。