いよいよ今週末に迫った凱旋門賞。英ダービー馬のルーラーオブザワールドの話をしようとおもったがアルカジームに注目が集まりだしているみたいだ。春先は凱旋門賞前売りオッズで一番人気だった。イギリス出身の馬がレーシングポストで注目されるのは当然だが、ダービー馬ルーラーオブザワールドはどうしたのだろう?
本ブログでのここまでの展望シリーズ
凱旋門賞展望5:ムルタ騎手が騎乗するドイツ馬ノヴェリストのレーシングポスト記事を翻訳してみた
凱旋門賞展望4:キズナとオルフェーヴルのライバル牝馬=トレヴ
凱旋門賞展望3:アンテロが日本でもおなじみOペリエ騎手でGIIIを楽勝
さっそく、レーシングポストのアルカジームの記事を翻訳してみた。
アルカジームは好気配
調教師のロジャーチャールトンによるとアルカジームはヨーロッパ最高峰レースで勝利をして今シーズンを最高のものにするのに好気配にある。
GIを3勝しているアルカジームは現在のところ15倍と評価されている。カールトン調教師は週末の調教状態で好感触を得た。
チャールトン調教師曰く、「ここ数戦、馬場状態の悪化でとても厳しいレースを強いられたが、私が見る限りではアルカジームはやる気を失ってはいないし土曜日朝の調教の様子では(勝利した)プリンスオブウェールズSやエクリプス賞のときと比較しても良い動きをしていた。」
ジュドモンドインターナショナルや愛チャンピオンSでは敗戦を喫してしまったが、凱旋門賞はアルカジームにとってふさわしい場とチャールトン調教師は信じている。
チャールトン調教師のwebsiteによると、師曰く「凱旋門賞は今シーズン7レース目となるがキャリア15戦目にすぎない。サラブレッドにとって適切なレースの数は科学的根拠で証明されてはいないが、アルカジームは好気配だ。」
「今年の凱旋門賞がヨーロッパ最強馬が集まっていてさらに日本からも素晴らしい2頭が参戦していることは今更言うまでもない。アルカジームの実績では2000Mで好成績ではあるが、ジョッキークラブSで示したように2400Mでもさらに高い力を示してくれると思っている。」
「凱旋門賞勝利にむけてはできる限りの力を借りたい。馬場状態は多少柔らかいことと右回りのレースであるのがよい。」
Aオブライアン調教師は凱旋門賞に4頭を出走させる予定である。セントレジャーの勝ち馬リーディングライト(Leading Light)も追加登録される予定。ダービー馬のルーラーオブザワールド、キングズバーンズ(Kingsbarns)やキャメロットも参戦の予定。
チャールトンはナッソーSで2着だったジストルバード(Thistle Bird)も参戦させる予定だ。この馬はオペラ賞でロンシャン競馬場を経験している。アルカジームと共に調教をしており、両馬とも好調であると報道されている。
まあオルフェーヴルのライバルは斤量56kgと軽い3歳馬だと思うのだが。。。
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