2013年9月15日日曜日

キズナ差し切り勝ち!でレーシングポスト記事を翻訳してみた【ニエル賞回顧】

キズナがニエル賞を勝利してフォワ賞までは時間がある。その間でレーシングポストの記事"Kizuna enters Arc picture with narrow Niel victory"を訳してみた。勝ち馬の騎手である武豊騎手のコメントがないのがなんともかんとも。記事はどうしてもイギリスびいきだと思ってしまう。(注:レーシングポストはイギリスの競馬新聞)

 

キズナがニエル賞で接戦を制して凱旋門賞戦線に参戦。

日本ダービー馬キズナがイギリスダービー馬ルーラーオブザワールドとの写真判定を制して凱旋門賞に向けて多いにその存在を宣伝することになった。ルーラーオブザワールドも凱旋門賞に向けて評価を落とす内容ではなかった。

事実、ブックメーカーのBoylesportsではルーラーオブザワールドは17倍から7倍へと評価を上げることになり、一方のキズナは17倍から9倍となった。

William Hillでは評価が違ってキズナと4着フリントシャーが9倍でルーラーオブザワールドが11倍となっている。

キズナは道中は後方外目から進み、直線では武豊騎手のゴーサインに応えて出走各馬を豪快に差し切った。

一方、ルーラーオブザワールドはペースが早くなったところで位置取りを悪くしてしまい、馬群を割って伸びてきたが写真判定では明らかに劣勢となった。

2着となったライアンムーア騎手曰く、「なかなかよく走ることができた。道中も良いリズムで進むことができ、囲まれたときに少し若いところを見せたが、素早く反応してくれた。馬場状態にも対応することができたといえる。」

3着になったのはイギリスダービー5着のオコヴァンゴ。上位2頭よりも流れにのってレースをすることができた。25倍から21倍へと評価を上げた。

不良馬場ということもあり、オコヴァンゴと同厩舎(ファーブル調教師)で一番人気のフリントシャーは4着に沈んだ。

Mギュイオン騎手曰く、「馬はリラックスしていたがやはり馬場状態が良いほうが向く。馬はできる限りは走ったが、この馬場状態ではいつものような加速をすることができない」

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