2013年10月8日火曜日

【天皇賞秋展望】コディーノは終わったのか【毎日王冠回顧】

去年の今頃はクラシックが約束されているかのような雰囲気だったコディーノだが、その後は勝ち星から遠ざかっている。そもそも弥生賞で負けた頃から怪しさが漂っていたが、毎日王冠も5.2倍の支持を受けて惨敗となった。

コディーノは本当に期待外れなのだろうか。

ここのところの戦績を振り返って見る。

朝日杯で横山典弘騎手が騎乗ミスをしてしまい2着となる。 それで歯車が狂ったのか弥生賞、皐月賞と惜敗。まあ相手が悪かっただけなのだが藤沢厩舎は一途の望みを託してダービー直前に騎手交代を決断。乗り替わりではダービーは勝てない、これからの鞍上は固定しづらいなどの無理を承知でウイリアムズ騎手でダービー制覇を目指したがやっぱり惨敗。距離適正にも難があると判断されたのか、これからはマイルから中距離路線をすすむことになった。藤沢調教師の苦悩の結果、代償として横山典弘騎手の絶縁となった。

正直なところ実力そのものが怪しい存在だと思っていたし、且つ天に見放された感じもあり毎日王冠はもちろん無印。古馬の中距離重賞戦線では勝負にならない馬が人気先行しているので微笑んでいた。

毎日王冠では出遅れてスタート。いつもの先攻策もとれず、さらにスローペースとなったこともあり惨敗するとおもわれた。しかし直線で上がり最高の32.7を記録して不利な後方から追い込む。さらに今回は+18kgの馬体重増加。仕上がり八分とも成長分ともとれるこの増加はどちらにしても好材料。今回のレース内容は予想を大きく上回るものであった。馬体重増加でペースが向かないのにいままでとは違う位置どりで上がりトップを記録。驚いた。

しかしGIとなるとちょっと足りないのも事実。もし天皇賞を狙うならさらにパワーアップが望まれる。よって現段階での結論は:

GIでは斤量有利でも足りない。しかしその他の重賞ならチャンスあり。

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