2011年12月4日日曜日

仮説:2011年3歳馬はやっぱり弱い(回顧:鳴尾記念)

鳴尾記念は上位四頭がすべて三歳馬という衝撃的な結果となった。今年の三歳勢も強いのか!!と思わせる結果だが、本当にそうだろうか。

勝利したレッドデイヴィスは別格なのでひとまずおいておく。二着のショウナンマイティは展開利によるところが大きい。三着サダムパテックは前走からの距離短縮&岩田得意のインコース。四着フレールジェックも距離短縮で巻き返したに過ぎない。

一方で迎え撃った古馬陣をみれば、暴走ぎみのダノンスパシーバ、条件上がりのヒットジャポット、密かに期待していたカリバーンと明らかに手薄なメンバー。これらのメンバーに勝ったからといって三歳勢が強いとはとても言いがたい。そもそも斤量差もある。

三歳勢はレッドデイヴィス>オルフェーブル>>>>ウインバリアシオン>>>その他という図式はかわらない。「その他」がカリバーンたちに勝ったとしてもやっぱりG3に過ぎないと思われる。

ところで、レッドデイヴィス。強い。初春のこととはいえ、シンザン記念においてオルフェーブルを完封している、この世代最強の馬。休養あけで+2okgということを考えると今回の内容はやっぱり素晴らしいといえる。

次走は有馬記念参戦予定。もう皆が注目する穴人気(=人気)になることは間違いないだろう。

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