単勝1.6倍。絶好枠からの藤田騎手の逃げ。勝利の条件は揃っているように見えたが結果は2着。レディオブオペラはなぜ敗れたのだろうか?
■皆が薄々気づいているが信じたくない結論
レディオブオペラに皆が期待し過ぎだった。よく考えれば彼女はまだ重賞未勝利。その馬に単勝1.6倍は期待し過ぎだろう。ロードカナロアが引退したから次のスターを求める(マスコミの)気持ちはわかるが、いくらなんでも期待過剰だった。そもそもスプリント界はロードカナロア出現の前はスターがずっと不在だった路線なのだ。
■皆が信じたい結論
今回は調子が悪かった。厩舎陣営はこの結論にしたいようである。白井調教師の敗戦コメントは次のようなものである。
「追い切った後も食欲はありましたが、昨日の食いが悪かったようです。その分のマイナス体重です。いい経験になりました。今度はキッチリと仕上げたいです」
-14kgに敗因を求めたい気持ちもわかるが、本当に強い馬ならストレイトガールに完封されることはないと思う。そしてリトルゲルダにあとちょっとで差されてしまいそうなところまで追い込まれて大騒ぎになることもないだろう。(参照:リトルゲルダ2着だったろwwwwwwwwwww)
まあ、実際のところ逃げ馬でスターになるのは難しい。いままでのスプリンターで逃げ馬で挑戦をとった馬は記憶がない。エイシンワシントンが惜しいところまでいったが、最強の逃げ馬スプリンターはちょっと記憶がない。サクラバクシンオーも先攻策、つまり脚を溜めることができてから頂点を極めた。ローレルゲレイロ?相手が弱かっただけだと思っている。
他馬についてもコメントをしておく。
ストレイトガール
思っていた以上に強かった。しかしインコースから抜け出すという岩田騎手の得意技が炸裂したということもあるので、次走も過信禁物である。
リトルゲルダ
インコースをピッタリと回って最後はばらけた馬群をうまく捌いてきた。特に評価を改める必要はない。
マジンプロスパー
期待していた。しかし直線先頭にでることができないと全くヤル気のない伸び脚にみえる。引退時期にきていると思う。
レオンビスティー
なぞの敗戦。
まとめ
スプリント戦線はロードカナロア引退後、主役不在である。展開やトラックバイアスによる大穴には十分気をつけたい。
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