1年半ぶりに復帰したペルーサ。いまさら彼の活躍ぶりを説明する必要もないだろう。土曜日のオープン特別でひっそりと復活をした。
ペルーサはまさかの馬体重増減なし!しかしそのパドックに現れた様子はサラブレッドと思われる雰囲気はとても感じられなかった。パンダみたいに見えた。
レースはいつものように出遅れ気味。後方待機策。直線外に持ち出すもそのまま伸びずに終了。12着。
二年前の同レースに出走した時はゴール直前で強襲してきただけにその違いを感じずにはいられなかった。
青葉賞をリリエンタールとミッションモードの力を借りながら圧勝したときには重賞をいくつ勝つのか!?藤沢厩舎から久しぶりにG1ウイナー登場か!?と多くのファンが期待していたが、その後は今に至るまで未勝利でこのまま現役生活を終えようとしている。
最強の2010年世代。エイシンフラッシュ、ヴィクトワールピサ、トゥザグローリー、ルーラーシップ、ローズキングダム、ダノンシャンティ、サンライズプリンス、ヒルノダムール、ダイワファルコン、リルダヴァル。。。本当に競馬を楽しませてくれる世代だった。最強世代のエンディングがペルーサというのもなんだか不思議な気がする。
ところでレースは
ゼロスの国分騎手とサムソンズプライドの田辺騎手に注目していた。
国分騎手は最内枠ということもあり逃げ指示を受けているはず。絶対に逃げる、逃げなければ許されないというレースでその役目を果たせるかどうか。
サムソンズプライドも逃げたい。しかしゼロスが最内にいるので田辺騎手がどのように乗るのか。
レースは予想通りゼロスの単騎逃げではじまると思いきや、サムソンズプライドが予想以上に併せていく。田辺騎手から国分騎手へのプレッシャーがかかる。しかし国分騎手はそれに屈せず自分の仕事をしっかりとする(合格)。しかしこれが最後の直線でがんばることができなくなってしまった。
一方のサムソンズプライドはプレッシャーをかけて相手が屈しないと見るやスッとさげていき、ゼロスを大逃げぎみに先行させる。結果的にサムソンズプライドも単騎逃げをしている状況にもっていく。直線でもかなりがんばってこちらは入着を果たした。田辺騎手のファインプレーもあるし馬も実力をつけてきている。もし次走以降に軽快な逃げをすると圧勝されてしまうだろうから要注意。
そういえばワールドエースも復帰戦だった。武豊騎手はわざわざ京都の騎乗をキャンセルしてきたらしい。このあたりは『現役競馬ライターによる業界裏通信“社台のオキテ”』を参考にしてほしい。武豊騎手に騎乗馬が回ってくるのは嬉しいが代打というのはなんだか寂しいと言えば寂しい。
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