2009年3月29日日曜日

回顧:Dubai World Cup & Dubai Duty Free 

昨晩、奇跡的にドバイ競馬がある日であるということを思い出してテレビをつけた。そうするとちょうどDubai Duty Freeのスタート直前であり、黄色い見慣れた勝負服が画面に映っている。

ウォッカの晴れ舞台を映像でみながら、この馬の活躍と自分の当時をしばし思い返してみた。こういうことができるのが競馬の醍醐味の一つだ。最近は特に新聞の血統欄をみていると。。。(以下略)

ダービーでは◎だった。単勝を的中し一人自慢をしていた気がする。64年ぶりの快挙だったらしくて、「牝馬がダービーを勝つような低レベル」だとかなんだとか馬券を外した多くの人たちがいろいろと負け惜しみを言っていたのが懐かしい。

とかなんとか心中でぶつぶつと言っていたら、レースがスタートして黄色い勝負服は単独二番手。折り合いもついている様子。「あとは抜け出すだけで勝利!!」と歴史的瞬間に立ち会ったと興奮していたのだが、結局伸びず馬群に沈む。

そして勝利騎手インタビューはウイニングランの途中に馬上で行っていた。ちょっとしたカルチャーショック。2004年にナドアルシバ競馬場まで観戦にでかけた時、このような光景をみた記憶は全くない。

この後Dubai World Cupにて、カジノドライブが勝利をしたら安藤勝己はどうやって英語インタビューにこたえるのだろうか?と心配してしまう。実際、カジノドライブの関係者でインタビューを受けている人たちが場内にいたが、その英語の出来なさが全世界へ中継されていると思うと情けない。。。

私の心配は杞憂に終わり、カジノドライブはすでに4コーナーでは手応えがなかった。それはまるでタイキブリザードのアメリカ遠征をみているようであった。

「カジノドライブにぶつけられてレースが終わった」「カジノドライブが二番手にあがっていき、逃げ馬をつぶさなかったから14馬身の圧勝を許した」という主旨のことを言われたい放題なのが面白くない。

それに例の勝利騎手インタビューでは"Who finished second?"などと言っているのを聞いてムカついた。これは西洋風のジョークかもしれないが、"Congratulations!"に対しての返答としては不適切だと感じる。試験なら零点だ!

いきなりまとめると、スポーツ競馬は楽しかったということである。そして日本馬が圧勝してインタビューにもしっかりと答えて、世界を黙らせるシーンを見たいと心の底から思う。

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